【実飲レビュー】クローネンブルグ1664ブランは日本で終売?通販は?


鮮やかな青いボトルが目を惹く1664ブランは、フランス発、1664年創業の老舗醸造所クローネンブルグが生み出した白ビールの逸品。
日本でも根強い人気を誇るこのビールは、そのフルーティーで華やかな香りと軽やかな飲み口で、多くのビールファンを魅了しています!



結論から言うと、1664ブランは日本での販売がすでに終了してしまったのですが、私の住むヨーロッパでは広く入手できます。
今回、実際に飲んでみたので、その驚きの味をレビューしますね。
”1664ブラン”を実際に飲んでみた♪


(クローネンブルグ1664ブラン)



このビールを飲んだ瞬間、私はまるで新しい世界が広がるような衝撃を受けました。個人的には今まで飲んだ中でNo.1の白ビールです。
見た目からしてスタイリッシュで、飲む前からワクワクが止まらない。口に含むと、柑橘のフルーティーな香りが広がり、とても軽やかで飲みやすいです。味も見た目も◎。
ビールが苦手な人や初心者でも楽しめそうな優しい味わいで、白ビールの中でも群を抜く美味しさ。
飲むたびに心が躍る、感動の一本でした!
オススメ度:★★★★★(5/5)
白ビールにについて詳しく知りたい方はこちらから
クローネンブルグ1664ブランの基本情報|味・特徴は?


ビールの種類 | ホワイトビール(小麦ビール) |
---|---|
アルコール度数 | 5.0% |
原産国 | フランス |
発売年 | 2006年 |
色 | 淡い黄金色 |
味わい | 爽やかな柑橘の香りとやさしい甘みが広がる、フルーティーで洗練された味わい |
特徴 | 柑橘の香りとやさしい甘みが特徴の、爽やかで上品な白ビール |
クローネンブルグ1664ブランは、爽やかで華やかな味わい。
軽やかで飲みやすく、フルーティーな香りとまろやかな口当たりのバランスが絶妙で、多くのシーンで楽しめるビールと言えるでしょう。
公式YouTubeより
クローネンブルグ1664ブランの味は何から生まれる?
クローネンブルグ1664ブランの味は、以下の原材料から生まれています。
水、大麦麦芽、小麦、グルコースシロップ、香りづけ用カラメル、香料、ホップエキス、安定剤(アカシアガム[E414])、スパイス(オレンジピール、コリアンダー)
小麦のやわらかさと柑橘系の香り、スパイスのアクセントが特徴で、フルーティーで飲みやすい味わいが楽しめます。ブドウ糖シロップの甘みがまろやかさを加え、安定剤は泡を長持ちさせる役割を果たしています。
一方で、香料や安定剤などの添加物が多めなのは気になる点かもしれません。しかし、それがこのビールの独特の味と見た目の美しさを支えているとも言えます。
クローネンブルグ1664の誕生秘話


クローネンブルクの物語は、1664年にフランス・ストラスブールで始まります。創業者ジェローム・ハットは、醸造家としての資格を得たのち、街の中心部に小さなブリュワリーを設立しました。これが、後のフランスを代表するビールブランドの原点です。
その後、1947年に醸造所の名前は「クローネンブルグ」と改称され、1952年にはブランドの象徴ともいえる「Kronenbourg 1664(クローネンブルグ1664)」が誕生します。年号「1664」は、創業の年を示すものであり、伝統への誇りとクラフトマンシップの継承を意味しています。



現在、「クローネンブルグ1664」はフランスNo.1プレミアムラガーとして、世界70カ国以上で愛される存在に。
長い歴史に培われた技術と、常に“ひねり”を加える革新性が、ブランドを今日まで支え続けているのです。
”クローネンブルグ1664ブラン”はいつ生まれた?
クローネンブルグ1664ブランが公式にデビューしたのは、2006年。
この年、クローネンブルグ醸造所は伝統のラガーと差別化された、モダンでフレンチらしい白ビールを生み出すことを目指し、オリジナルブランド「1664」に新たなスタイルとして「ブラン(=白)」を加えました。
クローネンブルグ1664ブランのラベルの秘密




クローネンブルグ1664ブランのラベルは、その洗練された味わいを反映するような、シンプルでエレガントなデザインが特徴です。
まず、目を引くのは鮮やかな青いボトル。透明感のあるブルーは他のビールと並んでもひときわ目立ち、オシャレな印象を与えます。また、ボトルには「1664」の数字が立体的に浮き立っており、歴史とブランドの誇りをさりげなく強調しています。
ラベル自体は白を基調にしつつ、繊細な青い装飾が施されており、ビールの爽やかでフルーティーな味わいを視覚的に表現。1664という数字はフランスの伝統と歴史を象徴し、信頼感と高級感を演出しています。



クローネンブルグ1664ブランのボトルとラベルデザインは、歴史的な重みとモダンな洗練さを見事に融合していますね!
手に取るだけで特別なビールであることを感じさせる仕上がりです。
日本におけるクローネンブルグ1664ブランの位置づけは?すでに終売?
「クローネンブルグ1664ブラン」は、2019年11月12日よりサッポロビール株式会社によって日本国内でも発売されていました。発売当初からその洗練された味わいとデザインで注目を集め、特に女性を中心に人気を博しました。


しかし、現在では日本国内での取り扱いが減少しており、主要なスーパーや酒販店では見かけることがなくなっています。大手通販サイトでも取り扱いが終了している場合が多く、現在のところ日本国内での定期的な販売は行われていないと考えられます。
そのため、「クローネンブルグ1664ブラン」を日本で入手するのは難しい状況です。



他のビールにはない、特別な魅力をもつクローネンブルグ1664ブランが日本で手に入らないのは、本当にショックです…。
どうか、また日本に戻ってきてほしい!!



冒頭の通り、私が住むヨーロッパでは現在も「クローネンブルグ1664ブラン」を購入することができますよ。実際に、私は2025年にイタリアのスーパーで購入しました。
フランスで生まれたこのビールは、世界70か国以上で販売されており、特にヨーロッパ各国では広く流通しています。
現地で見かけたら、ぜひお試しを!
クローネンブルグ1664ブランの代わりにおすすめなビールは?
クローネンブルグ1664ブランのような、フルーティーで爽やかな白ビールをお探しなら、以下の2つのビールがおすすめです。
ヒューガルデン ホワイト


ベルギーを代表する白ビールで、クローネンブルグ1664ブランと同じく小麦を使ったホワイトエールです。
柑橘やコリアンダーの爽やかな香りとほのかなスパイス感が特徴で、フルーティーで飲みやすい味わいはビール初心者にもぴったり。
1664ブランの軽やかな口当たりや華やかな香りに近く、代替としておすすめです。
VEDETT(ヴェデット)エクストラ ホワイト


ヒューガルデンはもう飲んだことがあるという方にはこちら。
これまたベルギーの白ビールで、フルーティーさとスパイシーさのバランスが絶妙。クローネンブルグ1664ブラン同様、フレッシュな柑橘系の香りとまろやかな味わいが楽しめます。
爽快感がありながら、ビールらしいコクも感じられるため、1664ブランのファンにも支持されています。



これらのビールはクローネンブルグ1664ブランと全く同じ風味というわけではないのですが、日本の通販でも手に入りやすいオススメ白ビールです。
ぜひ試してみてくださいね♪
クローネンブルグ1664ブランの味わい方とペアリング
味わい方
クローネンブルグ1664ブランは、冷やして飲むのがベスト。理想の温度は6~8℃で、キリッと冷えた状態でグラスに注ぐと、柑橘やスパイスの爽やかな香りが一層引き立ちます。
グラスはワイングラスや小ぶりなタンブラーがおすすめ。華やかな香りを逃さず楽しめます。
おすすめなペアリング
クローネンブルグ1664ブランは、その爽やかな味わいを活かしたペアリングが楽しめます。
ジャンル | 具体的な料理例 | ペアリングのポイント |
---|---|---|
シーフード | シュリンプカクテル、ムール貝の白ワイン蒸し | ビールの柑橘の香りがシーフードの旨味を引き立てます。 |
サラダ | シーザーサラダ、地中海風サラダ | フレッシュな野菜の酸味と爽やかなビールが好相性。 |
軽食 | フレンチフライ、チーズ盛り合わせ | 軽やかな味わいがスナックの塩気をまろやかに包みます。 |
デザート | レモンタルト、フルーツサラダ | 柑橘の香りがデザートの甘さをさっぱりとリフレッシュ。 |
クローネンブルグ1664ブランは、シーフード料理やさっぱり系の料理と相性抜群です。


まとめ
クローネンブルグ1664ブランは、フランス老舗醸造所が生んだ爽やかで華やかな白ビールです。日本ではすでに終売となりましたが、ヨーロッパを中心に今も広く親しまれています。
軽やかな口当たりとフルーティーな香りが魅力。日本の通販での購入は難しいものの、類似の白ビールもおすすめなので、ぜひ試してみてくださいね!