【イタリア】Dreher(ドレハー)ってどんなビール?

【イタリア】Dreher(ドレハー)ってどんなビール?
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Dreher(ドレハー)は、1773年にオーストリア・ウィーンで誕生した歴史あるビールブランド。

イタリアでも愛され続けるその味わいは、世界初のラガービールとしての伝統を受け継いでいます!

目次

Dreher(ドレハー)の基本情報

ビールの種類ラガー
アルコール度数4.7%
原産国イタリア
創業年1773年
ゴールド
味わいすっきりとした後味と軽やかな飲み心地、ほんのり感じるホップの香りとバランスの良い苦味が特徴
特徴非常に飲みやすく、食事にも合わせやすい一杯。軽快にゴクゴクと飲めるため、ビール初心者にもおすすめ

Dreher(ドレハー)は、イタリアにおける有名なビールブランドのひとつで、特に長い歴史を持つビールとして知られています。他のイタリアのビールブランドと比較すると、PeroniやMorettiのようなビールの方が一般的に知名度が高く広く流通していますが、Dreherはその中で特に品質と伝統を重んじるブランドとして評価されています。

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Dreher(ドレハー)の誕生秘話

出典:Dreher公式サイト

ドレハーは、1773年にウィーンでフランツ・アントン・ドレハーがビール工場を開いたことから始まります。彼はビール作りに情熱を注ぎ、ビール業界に新しい風を吹き込みました。

1841年、フランツの息子アントン・ドレハーは世界初のラガービール(低温で発酵させる「ラガー酵母」を使用したビールのスタイル)を作り、これがドレハーの革新の象徴となります。その後、アントンはパリ万博で金メダルを獲得し、世界にドレハーを広めました。

1870年、ドレハー家の三代目アントンはイタリア・トリエステにビール工場を設立し、イタリア市場にも進出。これにより、ドレハーは短期間で人気を博しました。

1960年代には、南イタリアのマッサフラに新しいビール工場が設立され、イタリア全土でさらに多くの支持を集めました。

そして、2012年にはイタリア初のラドラー(ビールとレモンジュースをミックスした飲み物)「ドレハー・ラドラー・リモーネ」を発売。これにより、ドレハーは爽やかで軽いビールとして新たなファン層を獲得しました。

ドレハーは、長い歴史を持ちながらも常に革新を重ね、今もなお進化し続けています。

ハンガリーのDreher(ドレハー)とは違うブランド?

著者が昨年の秋、ブダペスト旅行で飲んだハンガリーのDreher
著者が昨年の秋、ブダペスト旅行で飲んだハンガリーのDreher

ハンガリーのDreher(ドレハー)とイタリアのDreher(ドレハー)は、両者は元々は同じビールブランドが起源となっているという点で共通していますが、別々のブランドです。両者は名前が同じですが、歴史的に異なる背景を持っています。

  • ハンガリーのDreherは、オーストリアから移転後、ハンガリーで生産されています。現在もブダペストで製造され、ハンガリーでは人気のブランドです。

  • イタリアのDreherは、1870年にトリエステに移転し、イタリア市場に広がりました。その後、1974年にハイネケンに買収されました。
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どちらもオーストリア発祥ですが、製造地と歴史が異なるんですね。

Dreher(ドレハー)のラベルの秘密

出典:Dreher公式サイト

イタリアのDreher(ドレハー)のラベルには、ブランドの歴史と特徴を反映させたデザインがあります。具体的には、以下のような特徴があります。

特徴① 創業年1773年の記載

ラベルにはDreherの創業年「1773年」が明記され、長い歴史を誇るブランドであることが強調されています。

特徴② 赤と黄色が基調

ラベルの色合いは赤と黄色を基調にしており、視覚的に鮮やかで印象的なデザインです。この色使いは、エネルギーや情熱を感じさせるものです。

特徴③ ビールを運ぶ男性のイラスト

ラベルにはビールを運ぶ男性のイラストが描かれており、伝統的なビール作りの精神と仕事の誠実さを表現しています。

特徴④ Dreherの字体

ブランド名「Dreher」は、特徴的なフォントで記載されており、そのクラシックな字体が、ブランドの伝統と歴史を際立たせています。

このように、Dreherのラベルはそのデザインを通じて、創業の歴史やブランドのアイデンティティをしっかりと伝えています。

Dreher(ドレハー)の味わい方と料理とのペアリング

Dreherと相性の良い料理
Dreherと相性の良いマルゲリータ

適温

5~7℃(冷やしすぎず、程よく冷やして飲むのがオススメ)

グラス

口が広めのグラスを使うと、ビールの香りがより引き立ちます。

相性の良い料理

Dreherは、軽やかな飲み心地でどんな料理にもよく合います。特に以下の料理とのペアリングがおすすめです。

スクロールできます
料理ジャンル具体的な料理ペアリングのポイント
グリル料理グリルチキン、ソーセージDreherの軽やかな味わいが、肉料理の香ばしさとぴったり合います。
揚げ物フライドポテト、唐揚げ軽い苦味が揚げ物の油っぽさを中和し、バランスの取れた味わいになります。
ピザマルゲリータ、ペパロニピザのトマトソースやチーズとの相性が抜群です。
サラダシーザーサラダ、コブサラダドレッシングの酸味とビールの爽やかな味がうまく調和します。

現在の日本におけるDreher(ドレハー)の位置づけ

Dreherは、日本でも手軽に楽しめるイタリアのラガービールとして注目されています。特に軽やかな飲み口と食事との相性の良さから、ビール愛好者やビール初心者に人気です。オンラインショップや輸入食品店で手に入れることができるので、自宅で本格的なイタリアンビールを楽しんでみてくださいね。

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まとめ

Dreherは、イタリアのビール文化を代表するラガータイプのビールです。軽やかで飲みやすく、様々な料理とも相性が良いため、食事の時間をより一層楽しませてくれます。次回の食事には、ぜひDreherを合わせて、イタリアの風味を感じてみてくださいね!

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