【アイルランド】GUINNESS(ギネス)ってどんなビール?

ギネスビール
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ヨーロッパビール好きの洋子

ギネスビールは世界で最も有名な黒ビールの一つで、アイルランドを代表するビールブランドです。

日本のレストランでもよく見かける、日本でもメジャーなビールです。

目次

GUINNESS(ギネス)の基本情報

ビールの種類スタウト(黒ビール)
アルコール度数約4.2%
原産国アイルランド
創業年1759年
濃い黒色
味わいクリーミーな泡、ローストした麦芽の香ばしさ
特徴アイルランドを代表する黒ビール、クリーミーな飲み心地

ギネスビールは、その濃い黒色が特徴的ですが、意外とアルコール度数は低めで飲みやすいです。

また、ギネス・ドラフトは窒素を使って泡がクリーミーになっており、滑らかな口当たりが楽しめます。

\ ギネスビールは日本でも気軽に飲むことができますよ /

GUINNESS(ギネス)ビールの誕生秘話

出典:ギネス公式サイト

ギネスビールは、1759年にアイルランド・ダブリンでアーサー・ギネスによって創業されました。当時、スタウトビールは新しいジャンルでした。深いロースト麦芽を使って濃厚な味わいが特徴で、アーサーはこの新しいスタイルのビールに目をつけ、その後ギネスビールはアイルランド国内外で愛されるブランドに成長しました。特にギネスの泡は独特で、クリーミーで飲み口が滑らか。これにより、黒ビールながらも多くの人々に親しまれています。

GUINNESS(ギネス)のハープのマークの意味


GUINNESS(ギネス)のハープのマークは、アイルランドの国の象徴に由来しています。アイルランドでは、古くからハープが国のシンボルとして使われており、特にアイルランドの文化や伝統を象徴する楽器です。

ギネスが創業されたダブリンでも、ハープは重要な意味を持っていました。アーサー・ギネスは、アイルランドの誇りを反映させるため、ギネスのロゴとしてハープを採用しました。

面白い点として、アイルランド政府も国章としてハープを使用していますが、ギネスのハープはそれと区別するために逆向きに描かれています。国章のハープは右向きですが、ギネスのハープは左向きになっているのが特徴です。

このハープのマークは、ギネスビールがアイルランドの伝統と深く結びついていることを示すシンボルでもあります。

GUINNESS(ギネス)の特徴と味わい方

ギネスの最大の魅力は、そのクリーミーな泡とローストした麦芽の香ばしさです。ギネスは、一般的に黒ビールは苦いというイメージを覆す、滑らかで飲みやすいスタウトです。適切な温度(約6〜8度)で注ぐと、最も美味しい状態で楽しめます。また、注ぎ方を工夫することで、泡がきめ細かくなり、ビールの味が一層引き立ちます。料理との相性も抜群で、ギネスビールは特に肉料理やグリル料理と一緒に楽しむと最高です。

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ギネスビールはグラスに注ぐことで美味しくなるビール。

なので必ずグラス(できればパイントグラス)に注いで飲んでくださいね!

GUINNESSの美味しい注ぎ方

  1. グラスを45度に傾けて、ビールをグラスの側面に沿わせながら注ぎます。
  2. グラスの3分の2程度までビールを注いだら、グラスを垂直に戻し、ゆっくりと残りのビールを注いでいきます。
  3. 泡が自然にグラスの上部に形成され、クリーミーな泡立ちが生まれます。

この方法は、ビールの炭酸が適度に残り、滑らかな泡ができるように注ぐ伝統的な方法です。バランスの良いビールの泡と液体の調和をつくってみてください。

缶の中にボール?!その秘密

ギネスの缶には、「ウィジェット」と呼ばれる小さなプラスチック製のボールが入っています。これは、ギネスビールの独特なクリーミーな泡を作り出すために重要な役割を果たしています。

ウィジェットの効果

  1. 窒素ガスの活性化
    ギネスの缶ビールには、製造過程で窒素が加えられています。窒素は炭酸ガスよりも泡が細かく、クリーミーな泡を作る特性がありますが、缶内でこの窒素を活性化させるためにウィジェットが使われています。

  2. 開封時の働き
    缶を開けると、缶内の圧力が一気に下がります。その瞬間、ウィジェットの中に詰められていた窒素ガスがビールに放出され、細かい泡が生成されます。これにより、ギネス特有の滑らかでクリーミーな泡が生まれます。

ギネス・ドラフトは、本来はタップから注がれるときに窒素ガスが使用され、クリーミーな泡が形成されます。しかし、缶や瓶では窒素をそのまま使用するのが難しいため、ウィジェットを使ってその効果を再現しています。ウィジェットがなければ、ギネスの独特な泡や口当たりを家庭でも楽しむことができません。

GUINNESS(ギネス)の名前の意味

GUINNESS(ギネス)の名前の由来は、創業者であるアーサー・ギネス(Arthur Guinness)にちなんでいます。彼は1759年にアイルランドのダブリンでギネス醸造所を設立し、そこで彼の名前を冠したビールを製造し始めました。アーサー・ギネスが作り上げたこのビールは、今や世界中で愛される黒ビールブランドとなり、彼の名前はギネスビールとともに長く残っています。

まとめ

ギネスビールは、アイルランドを象徴する黒ビールとして250年以上もの歴史を誇り、そのクリーミーな泡と飲みやすいスタイルで世界中のビール愛好家に愛されています。この記事を読んで、ギネスビールの歴史や特徴についてより深く理解していただけたと思います。次回ビールを選ぶときは、ぜひギネスの独特な味わいを楽しんでみてくださいね。

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