
Beck’s(ベックス)は、世界中で「これ知ってる!」と言われるようなドイツのスター級ビール。
クリアで爽快な飲み口は、まさに”ドイツ版スーパードライ”とも言えるピルスナーの代表格です!
ベックスを実際に飲んでみた♪


アサヒスーパードライを連想させます





このビールを飲んだ印象は、まずそのクリアな飲み口に驚き!
口に含むとスッと爽やかな苦みが広がり、キレが抜群です。
しっかりとした味わいもあって、何杯でもゴクゴク飲めそうな安心感。
日本のビールのようにゴクゴク飲めるタイプなので、日本人の口にもとても合いやすいと思います。
ただし正直に言えば、ビール好きの方でも個性派ビールやクラフト系の複雑な味を好む人には、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。
仕事終わりや暑い日にぴったりで、日常のリフレッシュにオススメな一杯です♪
オススメ度:★★★☆☆(3/5)
Beck’s(ベックス)の基本情報


ビールの種類 | ピルスナー |
---|---|
アルコール度数 | 4.9% |
原産国 | ドイツ |
創業年 | 1873年 |
色 | 淡い黄金色 |
味わい | すっきりとした苦味と軽やかなホップの香り |
特徴 | 世界で愛されるドイツのクラシックなピルスナー |
Beck’sは、前述の通りドイツを代表するピルスナービールの一つで、世界中で広く知られています。
ドイツのブレーメンで誕生したこのビールは、ピルスナースタイルを世界に広めた立役者の一つであり、そのフレッシュさと軽やかな苦味で多くの人々に愛されています。
\ ベックスは日本でも気軽に楽しめる /
Beck’s(ベックス)ビールの誕生秘話


Beck’sは1873年、ドイツの北部に位置するブレーメンで誕生しました。
創設者であるハインリヒ・ベックは、地元の高品質な原料を使い、伝統的な製法に基づいたビールを作ることを目指しました。彼はビールの品質にこだわり、特にピルスナーのスタイルを追求しました。
ドイツの厳格な「ビール純粋令」に従い、高品質な麦芽、水、ホップ、酵母のみを使用して醸造されています。
設立当初から輸出を重視しており、世界各国にその名を広め、現在では世界中のバーやレストランで提供される人気ブランドとなっています。
Beck’s(ベックス)の名前の由来


Beck’sはドイツ・ブレーメンにある「Beck(ベック)」家が1873年に創業した醸造所に由来しています。
前述の通り創業者の名前が「ハインリヒ・ベック」だったため、そのまま名前をブランド名に採用しました。
つまり、Beck’sは創業家の名前がそのままブランド名になっており、歴史ある家族経営の醸造所としての誇りが感じられる名前です。
Beck’s(ベックス)ビールのラベルの秘密、鍵の意味




Beck’sビールのラベルには、印象的な「銀の鍵」のマークが描かれていますよね。これには、しっかりとした意味があります。
実はこの鍵は、ベックスの本拠地であるドイツ・ブレーメンの市章に由来するもの。
ドイツ・ブレーメンの市章


この鍵は「ブレーマー・シュリュッセル(ブレーメンの鍵)」と呼ばれ、同市の大聖堂の守護聖人・聖ペテロにちなんだ象徴です。キリスト教において、聖ペテロは「天国の門を開く鍵」を持つ存在とされており、そのモチーフが街の紋章に採用されました。
ブレーメンでは、近隣の大都市ハンブルクの紋章(門)と対比して、「確かにハンブルクは世界の門だが、その門の鍵を握るのはブレーメンだ」という誇り高い言葉が語り継がれています。
この鍵の意匠は、1366年にはすでに市章に登場しており、時代とともに形を変えながらも、現在に至るまで大切に受け継がれてきました。
ベックスのラベルにこの鍵が描かれているのは、単なるデザインではなく、ブレーメンという都市の歴史・信仰・誇りを体現するシンボルであることの証なのです。



この鍵は、ベックスが地元とその伝統に深く根ざしたブランドであることを、静かに、しかし力強く物語っているんですね!
Beck’s(ベックス)はまずい?
Beck’s(ベックス)が「まずい」と感じるかどうかは飲む人の好み次第なのですが、以下、好みが分かれやすいポイントを整理してみました。
「まずい」と言われがちな理由(ネガティブな意見)


- 味が薄い
- 個性に乏しい
- ホップや香りにパンチがないため、クラフトビールや濃い味に慣れた人には物足りない
- 酸味や金属臭を感じることがある(これは流通や缶や瓶の保存状態の問題と思われます)
「うまい」と感じる人の意見(ポジティブな意見)


- とにかくクセがなく、すっきりして飲みやすい
- 暑い日や食事中に「ゴクゴクいける」
- 日本のビールに近く、日本人にも馴染みやすい
つまり、まとめると
「クラフトビールのような個性的な味を求める人」にはやや物足りないかもしれませんが、「のど越し重視」「すっきりしたピルスナーが好きな人」にはちょうどいいビールと言えます。



「まずい」と感じた場合は、その人の求めている味やスタイルと違っただけということも多いですよね。
Beck’sはクセがない=飲みやすいという点で世界的に評価されているビールでもあるので、興味があればぜひ実際に飲んでみてくださいね♪
日本におけるBeck’s(ベックス)ビールの位置づけ
日本でもBeck’sビールは多くの輸入ビール愛好者に親しまれています。ピルスナータイプのビールは日本の気候や食文化とも相性がよく、ビールをよく飲むシーンではBeck’sを選ぶ人が少なくありません。
いろんなお店で輸入ビールの棚でよく見かけるブランドの一つですよ。
\ 缶タイプもある /
Beck’s(ベックス)の特徴と味わい方
Beck’sの最大の特徴は、クリアで爽快な味わいです。ホップの苦味がしっかりと感じられつつ、飲みやすい軽やかな風味が特徴で、特に暑い季節にぴったりのビールです。ピルスナースタイル特有のすっきりとした口当たりと、鮮やかな黄金色が視覚的にも楽しめます。
Beck’sを楽しむ際は、しっかり冷やして(4〜6度程度)飲むのがおすすめです。ピザやグリルした肉料理、軽いおつまみとの相性が良く、食事とともに楽しむと一層その魅力が引き立ちます。


まとめ
Beck’sビールは、ドイツを代表するピルスナーで、その爽快な味わいと伝統的な製法が特徴です。この記事を通じて、Beck’sの歴史や特徴、味わい方について理解していただけたでしょうか?
ドイツのビール文化を身近に感じることができる一杯なので、ぜひBeck’sを試してみてくださいね♪