New!! 当ブログの売れ筋ビールTOP5へ
【クロアチア】Karlovačko(カルロバチコ/カルロヴァチコ)ってどんなビール?

ヨーロッパビール好きの洋子Karlovačko(カルロヴァチコ)は、Ožujsko(オジュイスコ)と並んでクロアチアを代表するビールブランドです。
その味わいは、クロアチアの伝統を感じさせる深みと、すっきりとした飲みやすさを兼ね備えています。



クロアチア旅行中に出会ったこのビールは、まさに地元の味!
シンプルながらもその魅力的な風味に惹かれ、何度も飲んでしまいました。




Karlovačko(カルロヴァチコ)の基本情報
| ビールの種類 | ラガー | 
|---|---|
| アルコール度数 | 5.0% | 
| 原産国 | クロアチア | 
| 創業年 | 1854年 | 
| 色 | ゴールド | 
| 味わい | 軽やかで飲みやすく、バランスの取れた苦味とほんのり甘い麦芽の風味が特徴 | 
| 特徴 | 長い歴史を誇るラガータイプのビールで、爽快感と心地よい後味を楽しめる | 
クロアチアのビール市場では、Ožujsko(オジュイスコ)が首位ですが、Karlovačkoは2番目のシェアで、地元民にも観光客にも根強い人気です。



現地では、レストランやバーでよく見かけ、クロアチア人にとっては身近なビールとして愛されています。
またヨーロッパでは、その価格も手ごろで普段から気軽に楽しめるビールです♪


Karlovačko(カルロヴァチコ)の誕生秘話
Karlovačko(カルロヴァチコ)は、クロアチアのカールロヴァツ市に位置するカールヴォチュカ醸造所で製造される、同国で最も有名なビールブランドの一つです。その歴史は1854年に遡り、マジャール貴族のニコラ・ヴラニチャニ男爵がドゥボヴツ(現カールロヴァツ)に新しい醸造所を建設したことから始まります。
歴史的な変遷
- 1896年~1903年
醸造所はデュロ・アシュチェンブレナーの所有となり、その後、ザグレブやグラーツの醸造所との連携を経て、ヴィリム・ヴァンブレヒトシャマーが経営を引き継ぎました。彼の指導のもと、醸造所は拡張され、人工氷製造工場も設立されました。 - 1962年
生産能力の増強と近代化が進められ、ビールだけでなく、ジュピやコクタといった無アルコール飲料の生産も開始されました。 - 1971年
ザグレブ醸造所やダルマチア醸造所との統合により、「ザグレブ醸造所」として共同運営が行われましたが、1977年に再び独立運営に戻りました。 - 1984年
130周年を記念し、カールロヴァツ市と共同で「ビールの日」を制定。以降、毎年開催されるこのイベントは、地域の文化と醸造所の歴史を祝う重要な祭典となっています。 - 2003年
HEINEKENが株式を取得し、完全子会社化。これにより、国際的な展開と品質向上が加速されました。 
製品と受賞歴
主力製品であるKarlovačko Svijetlo(ライトラガー)は、その品質の高さから、2005年のミュンヘンでの国際醸造品評会で金メダルを受賞し、2023年にはモンドセレクションで金賞を獲得しています。
このように、Karlovačkoは長い歴史と伝統を持ち、地域社会との深いつながりを保ちながら、品質と革新を追求し続けています。
Karlovačko(カルロヴァチコ)のラベルの秘密


カルロヴァチコのラベルには、ブランドの伝統と信頼性を強調するデザインが施されています。
特徴① 創業年「1854」の表記
長い歴史をアピールするため、ラベルには創業年が刻まれています。
特徴② 赤基調の色使い
この赤は、クロアチアの伝統や情熱を象徴する色であり、ビールの強い個性とクラシックな魅力を引き立てています。
特徴③ クラシックなフォント
ブランド名は、クラシックなフォントで記されており、長い歴史と信頼性を感じさせます。
Karlovačko(カルロヴァチコ)の味わい方と料理とのペアリング
適温
4~6℃(冷やして飲むのがオススメ)
グラス
ピルスナーグラスやジョッキで飲むと、ビールの爽快感と苦味を楽しめます。
相性の良い料理


Karlovačkoは、シンプルで飲みやすい味わいのため、幅広い料理と相性が良いです。
特におすすめなのが以下の組み合わせです。
| ジャンル | 具体的な料理 | ペアリングのポイント | 
|---|---|---|
| 肉料理 | チェバプチチ(クロアチア風ソーセージ)、グリルチキン | 肉の香ばしさとビールの苦味が絶妙にマッチ | 
| シーフード | グリルしたイカ、フライドフィッシュ | 爽やかなビールが魚介の旨みを引き立てます | 
| チーズ | クロアチア産ハードチーズ(パジェスキ・チーズ) | 塩味の強いチーズとビールのスッキリ感が好バランス | 
クロアチアで食事と一緒にKarlovačkoを楽しむと、どんな料理にもぴったりフィットします。特にバーベキューやグリル料理と一緒に飲むのが最高です。
日本でのKarlovačko(カルロヴァチコ)の位置づけ
Karlovačko(カルロヴァチコ)は、クロアチアでは広く流通している人気のビールですが、日本ではまだあまり見かけません。日本のビール市場は、主に国内ブランドやドイツ、ベルギーなどの輸入ビールが主流です。
とはいえ、クロアチアを訪れた際には、地元の料理と一緒にKarlovačkoを楽しむのは間違いなくおすすめです!その味わいを実際に体験することで、クロアチアのビール文化を深く感じることができます。
まとめ
Karlovačkoは、クロアチアのビール文化を代表するラガータイプのビールで、軽やかで飲みやすい味わいが特徴です。幅広い料理と相性が良く、特に肉料理やBBQとのペアリングが絶妙です。
クロアチアに訪れた際には、ぜひKarlovačkoを手に取って、クロアチアの味を楽しんでみてくださいね!







