【クロアチア】Ožujsko（オジュイスコ）ってどんなビール？

Ožujsko（オジュイスコ）の基本情報

Ožujsko（オジュイスコ）は、ザグレブを拠点とするZagrebačka Pivovara（ザグレブ醸造所）によって製造されており、クロアチア国内で圧倒的な人気を誇ります。

旅行者の間でも「クロアチアの味」として親しまれており、地元のレストランやバーで定番のビールです。

Ožujsko（オジュイスコ）の誕生秘話

Ožujsko（オジュイスコ）は、クロアチアの最も有名なビールブランドの一つで、その誕生には興味深い歴史があります。

Ožujskoビールは、オーストリア＝ハンガリー帝国時代の19世紀後半、クロアチアの首都ザグレブで誕生しました。ビールの生産を始めたのは、1892年に設立された「ザグレブ醸造所（Zagrebačka pivovara）」です。この醸造所は、クロアチア国内で最も古いビール醸造所の一つであり、現在もOžujskoビールの製造元として知られています。

Ožujskoという名前は、クロアチア語の「ožujak」（3月）に由来しており、伝統的にこの月にビールが最も美味しく飲まれるとされていることから名付けられました。ビールのデザインやブランディングにおいても、クロアチアの文化や歴史が強く反映されています。

現在では、Ožujskoはクロアチアだけでなく、世界各地で愛されるブランドとなり、様々なビールイベントやスポーツのスポンサーシップにも積極的に関わっています。クロアチア代表のサッカーチームなど、スポーツチームとのパートナーシップを通じて、ブランドをさらに広めているのです。

その歴史と品質が支持され、Ožujskoはクロアチアを代表するビールブランドとなり、今後もその人気は続くことでしょう。

Ožujsko（オジュイスコ）のラベルの秘密

オジュイスコのラベルは、ブランドの歴史とアイデンティティを表現するデザインになっています。

特徴① 創業年「1892」の表記

長い歴史を誇ることを強調するため、ラベルには「1892」の年号が記されています。

特徴② 赤とゴールドを基調としたデザイン

クロアチア国旗🇭🇷の赤をイメージさせる色使いで、視覚的に印象深いデザインとなっています。

特徴③ 「Ožujsko」の字体

ブランド名はクラシカルなフォントで記されており、伝統的なビールの風格を感じさせます。

Ožujsko（オジュイスコ）の味わい方と料理とのペアリング

適温

4～6℃（よく冷やして飲むのがオススメ）

グラス

ピルスナーグラスやジョッキで飲むと、炭酸の爽快感をより楽しめます。

相性の良い料理

Ožujskoは、シンプルで飲みやすい味わいのため、さまざまな料理と相性が良いです。
特におすすめなのが以下の組み合わせです。

ジャンル	具体的な料理	ペアリングのポイント
シーフード	グリルしたイカ、フライドフィッシュ	ビールの爽やかさが魚介の旨みを引き立てる
肉料理	チェバプチチ（クロアチア風ソーセージ）、グリルチキン	肉の香ばしさとビールの軽い苦味が相性抜群
チーズ	パジェスキ・チーズ（クロアチア産ハードチーズ）	塩味の強いチーズとビールのスッキリ感が好バランス

日本でのOžujsko（オジュイスコ）の位置づけ

Ožujsko（オジュイスコ）はクロアチアの人気ビールですが、現在日本では広く流通していません。日本のビール市場には国内ブランドやドイツやベルギーのビールが圧倒的に多く、Ožujskoのようなクロアチアのビールは見かけることは少ないのが現状です。

とはいえ、Ožujskoは特にヨーロッパのビールに興味がある人や、クロアチアを訪れたことがある人にとっては、ある程度の知名度のあるブランドです。

クロアチアに旅行した際は、クロアチア料理と一緒に楽しむもよし、シンプルにその爽やかさを味わうもよし。ぜひ、現地でOžujskoを飲んでクロアチアのビール文化を体験してみてください！

まとめ

Ožujskoは、クロアチアのビール文化を代表するラガータイプのビールです。軽やかで飲みやすく、さまざまな料理とも相性が良いため、食事の時間をより一層楽しませてくれますよ。

クロアチアでビールを選ぶ際には、ぜひOžujskoを加えて、クロアチアの味を感じてみてくださいね。