ヨーロッパのおすすめノンアルコールビール10選!日本との違いは?


妊娠中だからお酒は控えたいけど、ヨーロッパの美味しいビールの味が恋しい……
ノンアルコールビールってどうなの?本当に飲んで大丈夫?
そして、日本のノンアルとは違うの?
誰かやさしく教えて〜!
そんな悩みを抱えたあなたに向けて、今日はヨーロッパ在住の私が体験談も交えながら、ヨーロッパのノンアルコールビールについて徹底解説します。



実は私自身、3人の子の妊娠中や産後、また中東駐在時代、海外のノンアルコールビールにはとっても助けられてきました。
日本ではなかなか味わえない本格的なビール風味のノンアルが、ヨーロッパでは日常的に手に入ります。その魅力や注意点、そして選び方まで詳しくお伝えしていきますね。


- 本記事の信憑性
当ブログの筆者はヨーロッパ在住、海外歴5年超。中東での“禁ビール生活”を経て出会った本場の一杯に心を奪われ、気づけば1,000本以上の現地ビールを飲んできました。
元法人営業の情報収集力と、3つのブログ・SNS運営で培った発信力を活かし、「ただの酒好きでは終わらない本気のビール愛」でリアルな情報をお届けします。
じっくりご覧いただけますと幸いです🙇♀️
ノンアルコールビールの定義(日本 vs ヨーロッパ)
ノンアルコールビールってアルコール分が何%までで「ノンアル」なの?と思ったことはありませんか?
実は日本とヨーロッパで少し基準が違います。
日本では、ノンアルコールビールは「アルコール度数が0.00%から1%未満」ならOKとされています。つまり、0.0%のものもあれば、0.5%くらいの微量アルコールが入っていても「ノンアル」と呼んでいいんです。ただし、多くの日本のノンアルでは「0.00%」の完全ノンアルコールが主流となっています。
一方ヨーロッパでは、国ごとに少し異なるものの、一般的には「アルコール度数0.5%以下」のものをノンアルコールビールとして扱うことが多いです。さらに、いくつかの国では「アルコール度数0.05%以下」のものを「アルコールフリー(完全なノンアルコール)」とし、それより高い微量アルコールを含むものは「低アルコール」として区別している場合もあります。
ヨーロッパのノンアルコールビールは、法律上の基準は日本と似ていますが、日本のものと比べて微量のアルコールが含まれていることが多いのが現状です。



同じノンアルでも、日本とヨーロッパでは市場の状況がちょっと違うんですね〜!
ノンアルコールビールのメリット|ノンアルは健康に良い?


メリット① アルコールなしで安心
ノンアルコールビールの最大のメリットは、アルコールの影響を避けながらビールの味わいを楽しめること。とくに妊娠中や授乳中の女性、運転や仕事の都合で飲酒を控えたい方には強い味方です。
メリット② リフレッシュ効果
ビール特有の苦味と炭酸の爽快感が気分転換にぴったりです。
メリット③ 健康にも配慮
さらに近年は糖質オフやカロリー控えめのノンアル商品も増えており、健康やダイエットを意識する人にも支持されています。



健康面では、適量のホップや麦芽由来の成分が抗酸化作用を持つとされる研究もあります。
ただし飲み過ぎは糖質摂取過多につながるため、注意しましょう。
ノンアルコールビールのデメリット|ノンアルはまずい?
一方で、ノンアルコールビールにはいくつかのデメリットもあります。
デメリット① 味が微妙なことも
味に関しては、まだ完全にアルコール入りのビールに匹敵する再現が難しく、「水っぽい」「物足りない」と感じる人も少なくありません。
特に日本製の0.00%のものは風味が薄く感じられる場合が多いです。
(ヨーロッパ製のものについては後ほど解説します。)
デメリット② 添加物が多いことも
製造過程で使用される添加物にも注意が必要です。保存料や香料、甘味料などが多く含まれていることがあるため、自然派志向の方や添加物を避けたい方は成分表をよく確認することをおすすめします。



微量のアルコールを含むことや添加物の有無は、個人の体調や価値観に応じて選んでくださいね。
新しいお酒との付き合い方「ソバーキュリアス」とは?
最近よく聞く「ソバーキュリアス(Sober Curious)」という言葉。
直訳すると「お酒をやめるわけじゃないけど、飲む理由や量を見直してみる」という意味です。
この考え方は、イギリスのジャーナリスト、ルビー・ワクソンが2018年に発表した著書をきっかけに広まりました。
さらに2020年のコロナ禍で、自宅で過ごす時間が増えたことや健康意識の高まりから、多くの人が「ソバーキュリアス」に共感し、お酒との新しい付き合い方を考えるようになったんです。
つまり、完全にお酒をやめるわけではなく、
「今日は飲まない」「量を減らす」「体調に合わせて選ぶ」など、無理なく自分に合ったスタイルを見つけることを指しています。



この考え方、妊娠中や運転時だけでなく、普段の生活の中でもストレスなくお酒と向き合いたい人にぴったりですね!
結論、ノンアルコールビールはこんな人におすすめ!


- 妊娠中や授乳中でアルコール摂取を避けたい女性
- 車の運転や仕事の関係で飲酒を控えたい方
- 健康やダイエットを意識している方
- お酒の味は好きだけどアルコールに弱い、あるいは飲めない方
- パーティーや飲み会でお酒を控えたいけど雰囲気は楽しみたい方



とくに昨今、時代の変化とともに、ノンアルコールビールは単に「飲めない人の代替品」ではなく、新しい飲み方として幅広く受け入れられています。
ヨーロッパではこの傾向が特に強く、多様な種類と味わいを楽しめるのが魅力ですよ。
ヨーロッパのノンアルコールビールの特徴
ヨーロッパのノンアルコールビールの最大の特徴は「味のクオリティの高さ」と「種類の豊富さ」にあります。
伝統的なビール醸造技術を駆使し、アルコールを後から取り除く「脱アルコール製法」や、発酵の段階でアルコール生成を抑える工夫など、製法が洗練されています。そのため、香りや苦味、コクといったビール本来の味わいをしっかり残した商品が多いんです。
また、ライトラガーや黒ビール、エール、さらにはフルーツフレーバーを加えたタイプまで幅広く展開。個性的な味を楽しみたい人にぴったりですよ。



ただし前述の通り、ヨーロッパ製は0.5%前後の微アルコールを含むことも多いので、完全なノンアルを求める場合はラベルのアルコール度数を確認してくださいね。
ヨーロッパのノンアルコールビールの種類・選び方
代表的な国別のスタイル
- ドイツ
麦芽の風味とバランスの良い苦味が特徴。伝統的なラガースタイルのノンアルコールビールが多く、しっかりとした味わいが楽しめます。 - イギリス
エールタイプのノンアルコールビールが多く、モルトの甘みやホップの香りを重視した味わいが特徴です。まろやかで飲みやすいものが多いです。 - ベルギー・スペイン
フルーティーで軽やかな味わいのノンアルコールビールが人気。特にベルギーは独特の発酵技術で深みのある味わいを実現しています。
選び方のポイント
- アルコール度数を確認
妊娠中や完全にアルコールを避けたい人は、0.00%表記のものを選ぶのが安全です。 - 好きなビールスタイルを選ぶ
ラガー、エール、黒ビールなど、自分の好みに合わせて選びましょう。 - 添加物チェック
保存料や香料などが入っていないか、成分表示をしっかり確認しましょう。 - 口コミや評価も参考に
味の好みは人それぞれなので、実際に飲んだ人のレビューをチェックするのがおすすめです。
日本の通販で買えるヨーロッパのおすすめノンアルビール10選
最近は日本の通販サイトでもヨーロッパの本格的なノンアルコールビールが購入可能です。以下はとくにおすすめの銘柄です。



通販を利用すれば自宅で気軽に試せるので、まずは数種類を飲み比べてみるのがおすすめですよ。
微量ながらアルコールが含まれているものもございますので、妊娠中や授乳期、車を運転される方はご注意くださいね。
おすすめ1. Hoegaarden(ヒューガルデン)
世界的に有名なホワイトビールのノンアル


ヒューガルデンのノンアルコールビールは、ホワイトビールの爽やかでフルーティーな味わいをそのままに、アルコールを取り除いた新感覚の一杯。
味については「甘さが強めで好みが分かれる」という声が多く、スポーツドリンクくらいの甘さがあるため、炭酸水で割って飲む人もいます。一方で、フルーティーな香りや飲みやすさを評価するファンも多く、「ノンアルでこれだけ香りが豊かなのは珍しい」と好評です。
品質に関しては、最近味が変わった、金属っぽい風味がするとの指摘もありますが、全体的には欧州ノンアルの中で人気の高い銘柄です。
おすすめ2. Heineken(ハイネケン)
世界のビールといえばハイネケン!


ハイネケン0.0は、2023年の世界販売量No.1*のノンアルコールビール(IWSR調べ)。
オリジナルのハイネケンと同じ製法で醸造し、アルコールだけを取り除く脱アルコール製法を採用。マスターブリュワーが厳選した素材で仕上げ、本格的な麦芽のコクとバランスの良い味わいを実現しています。
普段の食事やパーティー、アウトドア、ギフトなど幅広いシーンで楽しめる一本です。
おすすめ3. Bitburger(ビットブルガー)
日本のノンアルとは一線を画すノンアル


ビットブルガーはドイツの有名なビールブランドが手がけるノンアルコールビールで、ビール本来のホップの香りやコクをしっかり感じられるのが特徴です。IPAのような味わいも楽しめるため、ビール好きからも高く評価されています。
また、通販サイトのレビューでは「これを飲んだら他のノンアルコールは飲めない」と称されるほどの美味しさで、添加物が少なく原材料がシンプルなのも健康志向の人に好評です。
おすすめ4. Estrella Galicia(エストレージャ・ガリシア)
北スペイン人気No.1ビールのノンアル


北スペインで販売量No.1のビール「エストレージャ・ガリシア」。伝統製法でガリシアの軟水を使い、110年以上変わらない高品質な味わいが特徴です。
このノンアルビールは、熟成された高品質ラガービールの香りやボディはそのままに、アルコールのみ除去された本格派の味わいのノンアルコールビール。飲み切りやすい250mlサイズも嬉しいポイントです。
おすすめ5. ERDINGER(エルディンガー)
世界No.1の小麦ビールメーカーのノンアル


1886年創業のドイツ・バイエルン発、世界No.1の小麦ビールメーカー「エルディンガー」のノンアルコールビール。ビールと同じ原材料と製造工程で作られ、本格的なコクと香り、キレのあるのどごしが楽しめます。
栄養素も豊富で、スポーツ時の栄養補給にも人気の「スポーツビール」としても注目されています。
おすすめ6. CLAUSTHALER(クラウスターラー)
受賞歴多数!ドイツノンアルのパイオニア


クラウスターラーは、ビール大国ドイツで最初に商品化されたノンアルコールビールとして知られており、1972年に低カロリービールとしての着想を得てから試行錯誤を重ね、1979年に初めて市場に登場しました。
新鮮でホップの風味豊かな味わいが評価され、瞬く間にヒット商品となり、現在では世界50カ国以上で愛飲されています。また、数々の賞も受賞している信頼のブランドです。
おすすめ7. Veritasbräu(ヴェリタスブロイ)
本場ドイツの伝統製法、嬉しい無添加


ヴェリタスブロイは、ビールからアルコールを丁寧に除去し、麦芽とホップの風味を活かした本格派ノンアルコールビール。軽やかな苦味と豊かな香りが楽しめます。
低カロリー(100mlあたり12kcal)で無添加。ドイツのビール純粋令を守り、自然素材のみで作られています。
おすすめ8. BRULO(ブルーロ)
本格派クラフトビールのノンアル


イギリス・スコットランドのブルワリーBRULO(ブルーロ)がベルギーで造るノンアルコールクラフトビール6種(DDH IPA3種、スタウト、ゴーゼ、ヘレス)を直輸入。
ヴィーガン認証取得で、動物性原料・人工甘味料・保存料は不使用。アルコール度数は0.0%です。
おすすめ9. 世界のノンアル飲み比べセット
Amazonレビュー高評価


上の飲み比べセットは、Amazonの日本のユーザーから多くの好評を得ています。とくに次のようなポイントが評価されています。
- 味の違いがよく分かる
- ビールに近いしっかりした味わい
- ノンアルでも満足感が高い
- プレゼントにも喜ばれる
- 普段店頭では見かけない種類が楽しめる
おすすめ10. ドイツのノンアル飲み比べセット


こちらのドイツのノンアルビールセットは「本物のビールに近い味!」とレビューでも人気が伺えます。ヴェリタスブロイはあっさりしていて誰にでも飲みやすく、クラウスターラーは甘酸っぱいエール系で好き嫌いは分かれますが、どちらも味に満足している人が多いです。
全体的に味のクオリティが高く、ドイツ産ならではの本格的な味わいが楽しめるので、「禁酒中の強い味方」としておすすめです。
まとめ
ヨーロッパのノンアルコールビールは味の質が高く、種類も多彩。日本より微アルコールを含むものが多いですが、その分ビールらしい味わいが楽しめるのが魅力です。
妊娠中や健康志向の方、運転時などアルコールを控えたいシーンで活躍し、生活の中に新たな楽しみを加えてくれます。日本の通販でも購入可能なので、ぜひお気に入りの一本を見つけてみてくださいね♪