現地発!ヨーロッパビールの”生”ブログ

海外・ヨーロッパの珍しいビールたち【旅先で出会った珠玉の一杯】

海外・ヨーロッパの珍しいビールたち【旅先で出会った珠玉の一杯】
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ヨーロッパには、まだ日本ではあまり知られていない個性豊かなビールが数多く存在します。

旅先で偶然出会ったローカルビールたちは、料理や風景とともにその土地の記憶に深く刻まれる、まさに「一期一会」の一杯。

この記事では、筆者が実際にヨーロッパ生活や旅の中で出会ったヨーロッパの”ちょっとマニアックなビール”を、体験エピソードとともにご紹介します♪


  • 本記事の信憑性
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当ブログの筆者はヨーロッパ在住、海外歴5年超。中東での“禁ビール生活”を経て出会った本場の一杯に心を奪われ、気づけば1,000本以上の現地ビールを飲んできました。

元法人営業の情報収集力と、3つのブログ・SNS運営で培った発信力を活かし、「ただの酒好きでは終わらない本気のビール愛」でリアルな情報をお届けします。

じっくりご覧いただけますと幸いです🙇‍♀️

目次

🇭🇺 ハンガリー / Dreher(ドレーヘル)

グラーシュにぴったりの一杯
2025年6月6日

著者が昨年の秋、ブダペスト旅行で飲んだハンガリーのDreher

去年の春、ハンガリーのブダペストを旅したときのこと。

美味しいグラーシュを求めて、地元の人に教えてもらった雰囲気の良いレストランに入りました。料理ももちろん美味しかったのですが、そのとき一緒にいただいた生ビール「Dreher」が特に印象に残っています。

ドレーヘルはハンガリーを代表する老舗ビールブランドで国内No1。クセが少なく飲みやすいのに、しっかりとしたコクと爽やかな苦味があって、濃厚なグラーシュと絶妙にマッチしていました!

観光地の華やかさから少し離れた、地元らしい静かな空間で飲んだ一杯は、今でも記憶に残る味わいです。

ハンガリー料理のグラーシュ

参考リンク:Dreher 公式サイト(海外サイト)

🇦🇹 オーストリア / Schloss Eggenberg(シュロス・エッゲンベルグ)

自然とともに味わう爽やかビール
2025年3月11日

オーストリアSCHLOSS EGGENBERG(シュロス・エッゲンベルグ)との出会い

去年の夏オーストリアのアルプスをドライブ中に、絶品の炭焼き魚を提供している素敵なお店に出会いました。そのお店で楽しんだのが、このビールです。

シュロス・エッゲンベルグはオーストリアでも少しマイナーな存在ですが、大手スーパーにもちゃんと置いてありました。フルーティーで爽やかな味わいが特徴で、炭焼きのお魚との相性が抜群!アルコール度数も控えめで、リフレッシュしたい時にぴったりな一杯です。

また、お店の近くにある湖の透明度が本当に美しく、自然の美しさにも感動した一日。オーストリアの魅力が詰まった素晴らしいひとときでした!

お店の近くにあったオーストリアの湖

参考リンク:Schloss Eggenberg 公式サイト(海外サイト)

🇸🇮 スロベニア / Union(ユニオン)

シーフードとの相性抜群の伝統ブランド
2025年3月8日

スロベニアビール / Union(ユニオン)

去年の夏、スロベニアのブレッド湖に向かう途中に立ち寄ったシーフードレストランで飲んだのが、スロベニアを代表するビール「Union(ユニオン)」。

Unionは、1864年に設立されたスロベニアの伝統的なビールブランドで、国内外で広く親しまれています。爽やかで飲みやすく、しっかりしたモルトの風味と軽い苦味が絶妙に調和していました。

イタリアにも近いスロベニアでは、ピザやカリカリに揚げたカラマリ(イカのフライ)と合わせるのが最高!!旅の途中に冷たいラガーを楽しむ、夏の贅沢なひとときでした♪

参考リンク:Union 公式サイト(海外サイト)

🇷🇸 セルビア / LAV(ラヴ)

力強さと飲みやすさが同居する
“ライオン”の名を冠したビール
2025年2月22日

セルビアの「LAV」

先日夫と娘がセルビアへ二人旅へ出かけました。そこでお土産に買ってきてくれたのが、LAV(ラヴ)というセルビアを代表するビールです。

名前の「LAV」は、セルビア語で「ライオン」を意味するそう。その名の通り、力強い味わいがありました。LAVは、1864年創業に製造されてから、セルビア国内で広く愛されていますが、2003年以降はカールスバーググループの一員となっています。

このビールはクセが少なく、麦芽の香ばしさとほのかな苦みがバランスの良い、スッキリとした飲み口でした。喉越しも爽やかなので、暑い季節にピッタリでしょう。いつか私も、セルビアの伝統料理とともに現地で味わってみたいなぁ。

ところで、父と娘の二人旅では、いったいどんな話をしたのでしょう?
聞かないけど、ちょっと気になる母でした…♪

参考リンク:LAV 公式サイト(Carlsberg海外サイト)

🇦🇱 アルバニア / Korça(コルチャ)

爽快なゴールデンラガー
見た目もキュート
2025年2月16日

アルバニアのビール/Korça(コルチャ)

先日ヨーロッパ在住の友人がアルバニアというヨーロッパ南東部の国に行き、お土産でビールを買ってきてくれました。「Korça(コルチャ)」というビールです。

名前の通り、アルバニアのコルチャという地方で作られるラガーで、軽くてとても飲みやすいビールでした。苦味が控えめで、フルーティーでさっぱり。色は明るいゴールドで、全体的に爽やかな印象。度数も4%と低く、缶も可愛くて女性へのお土産によさそう!

このビールを作る「Korça Brewery」は1970年代に創業し、アルバニアで最も歴史ある醸造所の一つで、今もアルバニアを代表するビールとして愛されているそうです。

ただ正直、ホップの風味が薄くて、私からすると少し物足りない気がする。でも食事と一緒に楽しむにはぴったりだと思いました!

それにしても、友人たちにもすっかり私のビール好きなキャラが定着しています。ありがたや♪

参考リンク:Birra Korca bionde 公式サイト(海外サイト)

🇫🇮 フィンランド / KARHU(カルフ)

極寒の地で味わう
クマ印のラガー
2025年1月5日

1月1日から4日まで、家族でフィンランド旅行に行ってきました。ロヴァニエミという空港から、本物のサンタさんに会えるサンタ村へ。サンタ村は北極圏の中で、マイナス20度前後の極寒の世界でした。

私がこの旅行で出会ったのは、「KARHU(カルフ)」というフィンランドのビール。KARHUはラガービールで、ホップの風味とモルトの甘さのバランスが良く、アルコール度数は約4.6%と弱めなので、とても飲みやすいです。

ブランド名はフィンランド語で「クマ」を意味し、パッケージにはクマのイラストが描かれているので、スーパーのビール売り場でもとても目立っていました。

フィンランドではアルコールに対する税金が高く、値段は3ユーロ程と高めでしたが、皆さんもフィンランドに行くことがあればぜひ試してみてくださいね〜!

参考リンク:カールスバーググループ(Karhu III紹介ページ)海外サイト

ヨーロッパには、まだまだ知られざるビールがある!

この記事で紹介したビールはほんの一部。ヨーロッパ各地には、地域に根ざしたクラフトビールや老舗ブランドがまだまだたくさんあります。旅行中に偶然出会う一杯の感動を、あなたにも味わってほしい…!

もっとたくさんの欧州ビール情報はこちら

日々飲んだヨーロッパのビールは
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