
海外ビール好きにとって外せない存在のひとつが、イタリアを代表するビールブランド「ビッラ・モレッティ(Birra Moretti)」です。
最近は日本のお店や通販でも見かけるようになりました。
イタリアの家庭やレストランでは、モレッティは日常の一部として愛され続けています!



モレッティはイタリア発祥のビールブランドですが、現在はハイネケン・グループの一員として、世界各地で製造・販売されています。
モレッティを実際に飲んでみた!







モレッティを実際に飲んでみた感想は、まずその明るい黄金色と、ふんわりとした泡立ちが印象的!
香りは控えめながらも麦芽のやさしい風味がふわっと漂い、クセがなくすんなりと入ってきます。
味わいはすっきりとしていて軽やか。苦味も抑えめでバランスが良く、どんな料理にも合わせやすい、まさに“気取らずうまい”という言葉がぴったりのラガーです。
ラベルの“口ひげのおじさん”も、どこか愛嬌があって親しみが湧いてきました♪
オススメ度:★★★★☆(4/5)
Birra Morett(ビッラ・モレッティ)の基本情報、味、値段は?


ビールの種類 | ラガー |
---|---|
アルコール度数 | 4.6% |
原産国 | イタリア |
創業年 | 1859年 |
色 | 明るい黄金色 |
味わい | フルーティーで爽やかな香りと軽快な飲み口 |
特徴 | 特にパスタやピザなど、カジュアルなイタリアンディッシュとよく合う |
モレッティのビールは、シンプルながらも風味豊かで、とくにラガースタイルが有名です。ピザやパスタ、シーフードなど、さまざまな料理との相性も良いので、食事と一緒に楽しむのに最適ですよ。
\ モレッティは実は日本でも手軽に飲める存在 /
Birra Morett(ビッラ・モレッティ)の誕生秘話
ビッラ・モレッティの誕生は、1859年にイタリア北部のウーディネで、創業者ルイージ・モレッティによって始まりました。
当時、ウーディネにはビール文化が根付いていませんでしたが、ルイージはヨーロッパの他地域で広がるビール文化に目を向け、地元に高品質のビールを届けるためにビール醸造所を設立しました。
彼の目標は、イタリアの地元の人々にもビールを楽しんでもらうことでした。
特に地元の水を使って、伝統的な醸造方法と最新の技術を組み合わせ、独自の味わいを持つビールを作り上げました。
ビッラ・モレッティはその後、イタリア国内で広まり、イタリアの家庭やレストランで親しまれるようになりました。
Birra Morett(ビッラ・モレッティ)の名前の由来


Birra Moretti(ビッラ・モレッティ)の名前の由来は、創業者であるルイージ・モレッティ(Luigi Moretti)に由来しています。
彼が1859年にイタリア北部のウーディネでこのビールブランドを設立した際、自身の名前を冠したことで、ビールの独自のアイデンティティを確立しました。
Birra Morett(ビッラ・モレッティ)のラベルのおじさんの秘密


モレッティといえば、ラベルに描かれた口ひげの陽気なおじさんのイラストが印象的ですよね。実はこのおじさん、実在の人物がモデルではあるものの、その人本人が誰なのかは公式には明かされておらず、ブランドの象徴として創作されたキャラクターなんです。
このキャラクターが誕生したのは、1950年代。ある日、モレッティ社の担当者が、北イタリアのトレンティーノ地方にあるトラットリア(家庭的な食堂)で、ビールを片手に気持ちよさそうにくつろいでいた中年男性に出会います。その姿があまりにも「ビールの楽しさ」「イタリアの日常」を象徴していると感じ、会社に写真を持ち帰ったのがきっかけでした。
その写真をもとに、イラストレーターが描き起こしたのが、現在のラベルに使われている「おじさん」の姿と言われています。
以降、モレッティはこの親しみあるキャラクターをブランドアイコンとして採用し、イタリアらしい陽気さと気取らない美味しさを象徴する存在として親しまれているんです。
赤い蝶ネクタイとソフト帽、口ひげがトレードマークのこのおじさんは、今やイタリア国内外で「モレッティ=あの人」としてすっかり定着。
ビールを手にした彼の姿は、まさに「ビールを楽しむ時間そのもの」を表現しているようです。



このラベルの裏話を知ると、より一層モレッティを飲む時間が楽しくなりますね♪
日本におけるBirra Morett(ビッラ・モレッティ)の位置づけ
現在の日本におけるビッラ・モレッティは、イタリア料理と共に楽しまれることが多く、とくにイタリアンレストランやバルでよく見かけるようになりました。料理との相性が良く、ピザやパスタと一緒に飲むビールとして人気が高まっています。
輸入ビール市場でも、親しみやすくイタリアンな雰囲気を楽しむビールとして徐々に支持を集めており、特別な日の食事や贅沢を感じたいときにおすすめです。
モレッティは日本の通販でも気軽に入手できますよ。
\ グラス付きタイプは、プレゼントにも最適 /


Birra Morett(ビッラ・モレッティ)の特徴と味わい方
ビッラ・モレッティの特徴は、その軽やかでバランスの取れた味わいにあります。モレッティは、ホップの爽やかな香りとほどよい苦味が特徴で、麦芽のほのかな甘みとクリアな後味が感じられます。特にライトなボディのため、飲みやすく、食事と一緒に楽しむのに最適なビールです。
味わい方としては、しっかり冷やして6~8度の温度で飲むのがおすすめです。
パスタやピザ、肉料理との相性が抜群で、イタリアの伝統料理とともに味わうとビールの美味しさが引き立ちます。また、軽めのアペタイザーやチーズともよく合いますよ。
モレッティのFILTRATA A FREDDO(フィルトラータ・ア・フレッド)とは?




先日、ヨーロッパのスーパーで見かけて手に取った「モレッティ FILTRATA A FREDDO」。
このビールは「モレッティ」が提供するラガーで、-1℃という低温での冷却濾過によって、クリアでフレッシュな味わいが特徴。アルコール度数は4.3%で、爽やかな飲み口が魅力です。
飲んでみると苦味がほとんどなく、ゴクゴク飲み進められるほどの飲みやすさにびっくり!ビールの苦味が苦手な方や、暑い夏にもオススメです。
アルコール度数は4.6%と程よく、ピザやパスタなどイタリア料理はもちろん、和食にもよく合いそう。
ただ、日本ではまだあまり流通していないため、手に入れるのが難しいのが残念!



海外のショップでは取り扱いがあることもあるので、現地や周辺国で見かけた際はぜひ試してみてくださいね。
まとめ
ビッラ・モレッティは、その豊かな歴史とイタリアらしい味わいが特徴のビールで、日本でもイタリア料理と共に楽しむ人々に支持されています。この記事を通じて、その魅力や背景、特徴的なラベルについて知っていただけたでしょうか?次にイタリアンレストランに足を運んだ際には、ぜひモレッティを手に取ってみてくださいね!
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