【ベルギー】Leffe(レフ)ってどんなビール?

レフってどんなビール?
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ヨーロッパビール好きの洋子

Leffeは、独特な風味と豊かな香りをもつ、ベルギー生まれのエールビール。

800年近くもの長い歴史と伝統が詰まった、味わい深い一杯です!

目次

Leffe(レフ)の基本情報

Leffeブロンド
出典:Leffe公式サイト
ビールの種類Leffeブロンド:ブロンドエール
Leffeブラウン:ダークエール
アルコール度数6.6%/6.5%
原産国ベルギー
発売年1240年
ゴールド色/ブラウン色
味わいフルーティーでホップの香りが豊か/リッチでコクのある甘み、ナッツ風味
特徴軽やかで飲みやすく、爽やかなビール/深い味わいで飲み応えがある

ベルギーの修道院で誕生したLeffeは、その豊かな味わいと香りが特徴のアビー・ビールです。クリーミーな泡立ち、奥深いフレーバーが多くのビール愛好家を魅了しています。

アビー・ビールとは、主に修道院で醸造される伝統的なビールで、特にベルギーやオランダで人気があります。中世の修道院で聖職者たちによって作られ、経済的自立や信者への提供が目的でした。味わいはフルーティーで甘みと苦味のバランスが良く、香ばしいモルトやスパイスの風味が特徴です。肉料理やチーズとの相性が良く、歴史と伝統を感じさせる豊かな味わいがビール愛好者に魅力を提供しています。

\ Leffe ブロンドの伝統的な味は、日本でも気軽に楽しめます /

Leffe(レフ)の誕生秘話

出典:Leffe公式サイト

1240年、レフの聖職者たちがビールの醸造を始めました。この時期、ヨーロッパでは疫病が流行し、安全な飲料水が不足していました。ビールは、醸造過程で水を沸騰させるため、微生物が死滅し、安全に飲める飲み物となりました。水の質は後に改善されましたが、ビールの醸造は今も続いています。

フランス革命後、宗教生活は一時的に停滞し、レフ修道院も18世紀初頭に数回破壊されました。1902年にはフランスからノルベルト会の聖職者が修道院を再建しました。1929年にはトンゲルロの修道院が火事で焼失し、その聖職者たちがレフ修道院に避難しました。トンゲルロの修道院が再建された後、何人かの聖職者がレフに常駐することになりました。

1952年、ニス修道院長と醸造家アルバート・ロートヴェトは、修道院のビール醸造の伝統を復活させることを決め、多様なLeffeビールが開発され、ビール愛好者に提供されるようになりました。

このように、レフ修道院は何度も困難に見舞われながらも、伝統を守り続けた結果、現在でも「Leffe(レフ)」の名でその味が引き継がれています。

Leffe(レフ)のラベルの秘密

Leffeのラベルには、修道院の建物やゴシック様式の装飾が描かれており、ビールの歴史と伝統を表しています。また、Leffeのアイコンであるゴシック書体がラベルにあしらわれ、このビールの象徴として多くの人に親しまれています。

Leffe(レフ)の特徴と味わい方

Leffe(レフ)は、ベルギーの伝統的なアビー・ビールであり、その豊かな歴史とユニークな風味から、多くのビール愛好者に愛されています。Leffeには主に二つのバリエーション、Leffe Blonde(レフ・ブロンド)とLeffe Brune(レフ・ブラウン)があります。それぞれの特徴と味わい方を見ていきましょう。

Leffe Blonde(レフ・ブロンド)

Leffe Blondeは、ほんのりとした苦味を持つ本格的なブロンドアビー・ビールです。香りは花やスパイスのノートに加え、バニラやクローブの香りが漂います。味わいは強いモルトの香りから甘い苦味が引き出され、バニラやクローブと絶妙に調和しています。アルコール度数は6.6%で、飲用温度は5°Cが推奨されています。

Leffe Blondeは、シンプルな料理に風味を加え、揚げ物とも軽やかに合わせることができます。特にフライ料理と一緒に楽しむと、そのバランスが引き立ちます。

Leffe Brune(レフ・ブラウン)

一方、Leffe Bruneは深いダークブラウンの色合いを持つアビー・ビールです。ダークロースト麦芽を使用することで、独特の焙煎香とフルーティーさを兼ね備えています。柔らかくクリーミーな口当たりで、控えめな苦味と甘み、キャラメルの風味が感じられます。アルコール度数は6.5%、飲用温度は5°Cです。

Leffe Bruneは、豊かな風味を持つため、特に肉料理や豆類と相性が良く、料理の味を引き立てる一杯として楽しむことができます。

現在の日本におけるLeffe(レフ)の位置づけ

日本では、輸入ビールの中でも高い人気を誇るLeffe。多くのビール専門店やバーで取り扱いがあり、スーパーやネットショップでも手軽に入手できます。修道院ビールとしての特別な味わいが日本のビールファンにも支持され、特にクラフトビール愛好家から高い評価を得ています。また、日本国内でもLeffe専用グラスが手に入る場所もあり、本格的な味わい方が広まっています。

まとめ

Leffeは、長い歴史を誇るベルギーの修道院ビールとして、時代を超えて愛され続けています。高めのアルコール度数と、リッチなアロマとコクを併せ持ち、まさに「特別な一杯」として楽しむのにふさわしいビールです。ベルギーの伝統と歴史を感じながら、ゆったりと味わいたいときにおすすめのビールなので、ぜひお試しくださいね。

\ Leffeのブラウンはこちらから /

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