【世界最強ラガービール】サミクラウスの味・販売店・飲み方は?

Samichlaus(サミクラウス)を実際に飲んでみた!


(サミクラウス クラシック)



このビールをグラスに注いだ瞬間、まず目を奪われたのは深い琥珀色。光に透かすと赤銅色に輝き、その見た目だけでも特別感が伝わってきます。
ひと口含むと、濃厚なモルトの甘みとカラメル、ドライフルーツの香りが口いっぱいに広がります。
サミクラウスはドッペルボックのビールに分類されるため、ボック特有の重厚さや甘味が強く、普段ボックを苦手に感じる方には少し飲みづらいかもしれません。
それでも、じっくり味わうとその豊かな香りとコクに引き込まれてしまいますよ。
一口ごとにワインのような奥深い味わいを味わえる、贅沢な大人のビールです。
オススメ度:★★★★☆(4/5)
Samichlaus(サミクラウス)の基本情報|味・特徴は?


ビールの種類 | ドッペルボック(ボックビール) |
---|---|
アルコール度数 | 14% |
原産国 | オーストリア |
醸造所 | シュロス・エッゲンベルグ醸造所 |
色 | 深い琥珀色 |
味わい | 濃厚なモルトの甘みとカラメル、ドライフルーツの香りが広がる、フルボディで重厚感のある味わい |
特徴 | 14%の高アルコールながら、まろやかで飲みやすく、ワインのようにじっくり楽しめる |
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Samichlaus(サミクラウス)の味の秘密:長期熟成
サミクラウスは醸造後、約10か月間ゆっくりと熟成させて完成します。
この長期熟成により、モルトの甘みやカラメル感がまろやかになり、ドライフルーツの香りや複雑な風味が引き出されます。アルコール感が強い一方で、口当たりは滑らかになり飲みやすくなるのもポイントです。
さらに瓶詰め後も熟成可能で、5年ほど置くと味わいがさらに深くなります。



若い状態でも十分楽しめますが、じっくり時間をかけて味わうことで、より深い味わいを楽しめるビールですよ。
Samichlaus(サミクラウス)の誕生秘話
サミクラウスは、オーストリアの シュロス・エッゲンベルグ醸造所 が手掛ける特別なドッペルボックビールです。その起源はスイスにさかのぼります。「サミクラウス(Samichlaus)」とはスイス語で 聖ニコラウス を意味し、毎年12月6日の聖ニコラウスの日にのみ醸造されることから名付けられました。
もともとはチューリッヒの フュルリマン醸造所(Hürlimann) が製造していましたが、1997年にフェルトシュレッセンに買収されると醸造所は閉鎖され、サミクラウスの生産は途絶えてしまいました。
しかし最終的に、ブランド権はオーストリアのシュロス・エッゲンベルグ醸造所に譲渡され、2000年から再び醸造が再開されました。
シュロス・エッゲンベルグ醸造所の代表ビールは?
シュロス・エッゲンベルグ醸造所は、サミクラウス以外にも人気のビールを数多く手掛けています。代表的なビールには以下のメルツェンなどがあります。


(シュロス・エッゲンベルグ クラシックメルツェン)
これは、Classic Märzen を屋外の炭火焼き魚が楽しめるお店で飲んだ時の写真です。
炭火の香ばしい香りと、魚の旨味、そしてビールのモルト感が絶妙にマッチして思わず「もう一杯!」と言いたくなるほど、焼き魚との相性は最高でした!



外で風に当たりながら飲むと、より爽やかに、そして贅沢な気分で楽しめましたよ♪


その他のシュロス・エッゲンベルグ醸造所のビールは公式サイトへ
Samichlaus(サミクラウス)のラベルの秘密


サミクラウスのラベルは、ただの装飾ではなく、ビールの特別さと伝統を象徴するデザインです。
ボトルは琥珀色に近い濃い茶色で、落ち着いた雰囲気を持っています。
とくに目を引くのは、ボトルの蓋やラベル上部に描かれたサンタクロースのイラスト。これは「Samichlaus=聖ニコラウス」という名前を象徴しており、このビールが毎年特別な日に醸造されることを連想させます。
ラベルにはブランド名や醸造所名もシンプルに記載され、過度な装飾を避けつつも高級感と特別感を表現しています。



サミクラウスは見た目からも「ただのビールではない特別な一本」であることが伝わるようになっているんですね!
日本でのSamichlaus(サミクラウス)の位置付け|販売店・どこで買える?
日本では、サミクラウスはその希少性と高いアルコール度数から、特別なビールとして注目されています。有名海外ビールに比べると入手は難しく、プレミアムビールとしての位置付けです。
ただし、日本国内でもオンラインショップを中心に購入が可能です。たとえばAmazonや楽天市場などの大手ECサイトでは、サミクラウスを取り扱っている店舗がありますよ。
また、専門のクラフトビールショップや輸入酒専門店でも取り扱いがあり、特にビール愛好家や輸入食品を扱う店舗で見かけることがあります。希少性が高いので、見つけたら早めの購入がおすすめです。
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Samichlaus(サミクラウス)の飲み方とおすすめペアリング
美味しい飲み方
サミクラウスはアルコール度数が14%と非常に高く、ワインのような重厚感があります。そのため、グビグビ飲むビールではなく、少量ずつゆっくり味わうのがおすすめです。
理想的な温度は8~12℃くらい。冷えすぎず、少し温かみを感じる程度で飲むと、モルトの甘みやカラメル香、ドライフルーツのような風味をしっかり楽しめます。
また、飲む際はワイングラスや小ぶりなタンブラーに注ぐと香りが広がりやすく、香りと味の両方を堪能できます。


おすすめペアリング
サミクラウスの深い味わいは、濃厚な料理や甘みのある料理と相性抜群です。特におすすめの組み合わせは以下の通り。
ジャンル | 具体例 | ペアリングポイント |
---|---|---|
肉料理 | ローストビーフ、シチュー | ビールのモルト感と肉の旨味が絶妙にマッチ |
チーズ | ブルーチーズ、チェダー | 濃厚なチーズの塩味とビールの甘みがバランス良く楽しめる |
デザート | チョコレートケーキ、ドライフルーツタルト | ビールの甘みがデザートのコクを引き立てる |
ナッツ・ 乾き物 | アーモンド、クルミ、レーズン | アルコールの強さと香ばしさがスナック感覚で楽しめる |



少量ずつ味わいながら、じっくり時間をかけて楽しむのがポイントです。
特別な日の乾杯や、夜のリラックスタイムにもぴったりのビールですよ♪
まとめ
サミクラウスは、アルコール度数14%のドッペルボックビールで、長期熟成による濃厚なモルトの甘みと深い味わいが特徴の特別な一本です。
日本でもAmazonや楽天市場などで手に入るので、特別な日の乾杯や夜のリラックスタイムにぴったりです。
希少価値の高いサミクラウスを手に入れて、大人の贅沢なビール体験を楽しんでみてくださいね♪