
BREWDOG(ブリュードッグ)は、スコットランド※で2007年に誕生したクラフトビールブランドです。
大胆なフレーバーと反骨精神あふれるマーケティングで、今や世界中で注目される存在に。
イギリス国内だけでなく、日本を含む世界60カ国以上で展開されています!



今回は、主にBREWDOG(ブリュードッグ)のビールを2種類、ご紹介しますね♪
※ スコットランドはイギリスを構成する4つの国の1つ。イギリスは、スコットランド、イングランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国から成り立っています。
種類① BREWDOGの基本の味
PUNK IPA(パンク・アイピーエー)


BREWDOGの中でも代表的なビール。



PUNK IPAを飲んだ感想は、まず強烈なホップの香りがグラスから立ち上ってきたことに驚き!
グレープフルーツやパッションフルーツのようなトロピカルな香りに、ほんのりと松のような香りも。
口に含むと、フルーティーな甘さとしっかりとした苦味が広がります。苦味は強めですが、フルーツ感がそれを和らげてくれて、全体的には飲みやすい。
クラフトビールならではの深い味わいと同時に、爽快な飲み心地を楽しめます♪
オススメ度:★★★★☆(4/5)
種類② スッキリ味の
WINGMAN(ウィングマン)


アルコール度数が低めで飲みやすく、軽やかな味わい。



次にWINGMANを飲んでみました。
こちらは、PUNK IPAよりも一段と軽やかで、すっきりとした口当たりが特徴的。
飲んだ瞬間に広がるシトラス系の香りと、程よいホップ感が心地よく、後味もすっきりしています。
WINGMANは、少し麦芽の甘みが感じられ、IPA初心者でも楽しみやすいビールだと思います。
ビールをあまり飲まない人にもおすすめしやすい一杯です♪
オススメ度:★★★☆☆(3/5)
BREWDOG(ブリュードッグ)の基本情報、特徴
種類① BREWDOGの基本の味
PUNK IPA(パンク・アイピーエー)


ビールの種類 | インディア・ペール・エール(IPA) |
---|---|
アルコール度数 | 5.4% |
原産国 | イギリス(スコットランド) |
色 | 濃い黄金色 |
味わい | トロピカルフルーツ、松のような香り、しっかりした苦味 |
特徴 | クラフトビール革命の象徴とも言えるIPA |
\ クラフトビールファンの入口へ♪ /


種類② スッキリ味の
WINGMAN(ウィングマン)


ビールの種類 | インディア・ペール・エール(IPA) セッションIPA(詳しくは下記) |
---|---|
アルコール度数 | 4.3% |
原産国 | イギリス(スコットランド) |
色 | 淡い金色 |
味わい | シトラス、麦芽の甘み、軽い飲み口 |
特徴 | 飲みやすく、フルーティーで爽やかな印象のIPA |
セッションIPAとは?
セッションIPAとは、アルコール度数が低めで、軽くて飲みやすいIPAのこと。
IPAらしいホップの香りや苦味はありつつ、度数は4〜5%くらいに抑えられていて、長時間ゆっくり飲んでも酔いにくいのが特徴です。「セッション(=長く楽しむ)」という名前の通り、何杯でも飲みやすいビールなんです!
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BREWDOG(ブリュードッグ)の誕生秘話
BREWDOG(ブリュードッグ)は、2007年にスコットランドで誕生したクラフトビールブランド。
創業者は当時まだ24歳だったジェームズ・ワットとマーティン・ディッキーの2人です。
イギリスの「つまらないビール文化」に反発し、「自分たちで本当にうまいビールを作ろう!」と、フレイザーバラという小さな町で小規模醸造をスタートしました。手作業で瓶詰めし、バンで地元に売りに出るという、超アナログな方法でのスタートでした。
反骨精神あふれる挑戦
彼らの姿勢が「反骨精神」と呼ばれるのは、次のような点にあります。
- メディアを挑発するようなビール
「Tokyo」など、アルコール度数の高いビールを作り、「西洋文明の終焉」とまで言われ話題に。 - 「Equity for Punks」
クラウドファンディングでファンから直接資金を集める独自スタイル。ビール好きが株主になれるというユニークな仕組みです。 - ビールホテルやビール博物館までオープン!
アメリカ・オハイオ州には「The DogHouse」という世界初のクラフトビールホテル(?!)も開業。
ホテルの詳細は公式サイトへ https://drink.brewdog.com/uk/locations/hotels
世界へ、そして社会貢献へ
現在では世界中にビールを輸出し、日本でも人気。コロナ禍には消毒液を製造して医療機関に寄付するなど、社会貢献にも力を入れています。



BrewDogは、型破りなアイデアと行動力でクラフトビール界に革命を起こしたブランドです。
「ルールに従うくらいなら、自分たちで新しいルールを作る」
そんな彼らの精神が、世界中のクラフトビールファンを惹きつけているんですね!
BREWDOG(ブリュードッグ)のラベルの秘密


BREWDOGのラベルデザインは、クラフトビールらしいアーティスティックな見た目が特徴的。
ここではその魅力を2つに分けて紹介します。
特徴① シンプルだけど個性的なロゴ


盾のような犬のロゴマークは、反骨精神と独立性を表現しているようです。どのビールにもこのシンボルが使われており、一目で「BREWDOG」とわかるデザインです。
特徴② 各ビールごとのカラーリング
ビールごとにカラーリングが異なっており、例えばPUNK IPAは水色、WINGMANは黄色。どれも現代的で、棚に並んでいてもパッと目を引きます。
日本でのBREWDOG(ブリュードッグ)の位置づけ
昨今、BREWDOGは日本でも「おしゃれなクラフトビール」として人気が高まっており大人気!
オンラインショップでも簡単に手に入るため、自宅で気軽に本格クラフトビールを楽しむことも可能です。
\ 日本でもクラフトビールファンに大人気 /


BREWDOG(ブリュードッグ)の味わい方と料理とのペアリング
適温
IPAは少し冷やして飲むのがベスト。5~8℃くらいが理想とされています。
香りが豊かなので、ワイングラスのようなチューリップ型グラスで飲むとより楽しめます。
相性の良い料理
PUNK IPAやWINGMANは、脂っこい料理やスパイシーな料理と相性抜群です!
料理のジャンル | 具体的な料理 | 相性のポイント |
---|---|---|
肉料理 | バーガー、スペアリブ、フライドチキン | ホップの苦味が肉の脂をすっきり洗い流してくれる |
スパイシー料理 | タコス、スパイシーカレー | IPAの香りと苦味が、スパイスの刺激に負けない |
チーズ | ブルーチーズ、チェダー | IPAのパンチが濃厚なチーズにマッチ |


PUNK IPAを楽しみました♪


まとめ
BREWDOG(ブリュードッグ)は、スコットランド発のクラフトビールブランドで、2007年に誕生しました。看板ビール「PUNK IPA」はホップの香りと苦味が際立ち、「WINGMAN」はフルーティーで軽やかな飲み心地が特徴。
世界中で支持されているBREWDOGのビールは、日本でも手軽に楽しめるようになっています。クラフトビール初心者から上級者まで、ぜひ一度その味わいを体験してみてくださいね♪