
カールスバーグとハイネケンってどっちも似たような緑の瓶で、どっちも有名だけど、何が違うの?
私には、どっちのビールが合うんだろう……?
そんな風に迷ったこと、ありませんか?
この記事では、ヨーロッパ在住ならではの目線も交えながら、カールスバーグとハイネケンの違いをわかりやすく解説します!



味わい、香りの違い、ブランド背景、相性の良い料理まで、初心者の方でもすぐに理解できるよう丁寧に比較していきますね♪


まずは結論!ざっくり違いを表で比較
カールスバーグとハイネケンはどちらも緑の瓶に入っていて見た目は少し似ていますが、中身には以下の通りはっきりとした違いがあります。
比較ポイント | カールスバーグ | ハイネケン |
---|---|---|
国 | デンマーク | オランダ |
味わい | 柔らかくてまろやか | シャープでスッキリ苦い |
香り | 穀物の甘さと軽い香ばしさ | 草のようなホップの香り |
アルコール度数 | 5.0% | 5.0% |
おすすめの料理 | サンドイッチ、白身魚、ソーセージ | 揚げ物、ピザ、辛い料理 |
飲みやすさ | マイルドでバランスがいい | キリッとした後味、やや苦め |
ブランドの特徴 | 老舗ながら控えめ、上品な印象 | 世界的メジャー、広告戦略が巧み |
簡潔にまとめると、
- カールスバーグ
まろやかでやさしい味わい。 - ハイネケン
シャープで苦味が際立ち、存在感のある味。



つまり、外見は似ていても、個性の全く異なるビールということですね。



ビールの個性はラベルの内側にあり!
① 味の違いをくわしく解説


カールスバーグとハイネケンはどちらも「インターナショナル・ラガー(International Lager)」または「ピルスナー系ラガー」に分類されます。
ただし「ビアスタイルとしては同じラガー」でも、飲んだときの印象やキャラクターはけっこう違うんです。



例えるなら、同じジャンルの音楽でもアーティストごとに個性があるようなものですね。
カールスバーグは苦味が控えめで麦芽の甘みがふわっと広がるやさしい味わい。柔らかくまとまっているので、ビール初心者や苦味が苦手な方におすすめです。
一方、ハイネケンはキレのある苦みとドライな後味が特徴。ライトな飲み口ながら、どこか尖った印象があり、シャープな味わいが好きな人にはたまらないビールです。



カールスバーグは、まろやかで軽やかな飲み口が魅力ですが、
その反面「パンチが足りない」「物足りない」と感じる人もいるでしょう。
こちらの記事で解説しています。
ビアスタイルの基本については詳しくは② 香りや飲み口の違いは?
カールスバーグはパンやトーストのような穀物由来の香ばしい香りが漂い、どこか温かみのある雰囲気です。
ハイネケンの香りはホップ由来の草っぽく爽やかな香りが特徴的。飲んだ瞬間に「爽快感」を感じさせてくれます。



この香りの違いは飲んだときの印象にも大きく影響し、同じスタイルのビールでも味わいの深みや飲みやすさに違いが生まれます。
③ どんな料理やおつまみと合う?
ハイネケンはそのシャープな苦味で、揚げ物やピリ辛の中華料理など脂っこい料理の重さをさっぱり流してくれます。
逆にカールスバーグは、軽めの料理と相性抜群。サンドイッチや白身魚、ソーセージなど、素材の味を引き立てる柔らかい味わいです。



ヨーロッパのビアガーデンで白ソーセージと一緒にカールスバーグを楽しむのは、まさに至福の時間です♪


④ ブランドの背景と歴史を知ろう
ハイネケンはオランダのアムステルダム発祥、1864年創業の歴史あるブランド。世界中で愛されるグローバルな存在で、緑のボトルに赤い星がトレードマークです。
一方カールスバーグはデンマーク・コペンハーゲンに1847年創業。老舗ながらも控えめで上品なイメージを持ち、ヨーロッパの地元の人たちから安心感のある定番として支持されています。
⑤ 価格・手に入りやすさの違い
価格はどちらも日本円で1本あたり約250〜350円程度とほぼ同じ。日本ではハイネケンの方が流通量がやや多いですが、スーパーやオンラインショップなどでも両方、気軽に手に入ります。
ヨーロッパでは、どちらも地元スーパーなどで気軽に購入できるのが定番ビールの嬉しいメリットです。
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⑥ 結局、どんな人にどっちがおすすめ?【好み・タイプ別】


あなたのタイプ | おすすめビール | 理由 |
---|---|---|
ビール初心者 | カールスバーグ | 苦味が控えめで飲みやすい |
キリッとした味が好き | ハイネケン | ドライでシャープな苦味 |
食事と一緒に楽しみたい | どちらでもOK | 食事の内容に合わせて選べる |
ブランド志向・見た目重視 | ハイネケン | 洗練されたパッケージデザイン |
まとめ:どちらも一度は飲む価値あり!まずは飲み比べてみて
「百聞は一見にしかず」ならぬ、「百読は一飲にしかず」。
実際に飲み比べてみると、微妙な違いが手に取るようにわかります。
ヨーロッパで日々ビールを飲み漁る私が思うに、その日の気分や料理に合わせてどちらかを選ぶのも楽しい飲み方。
ぜひ見かけたら気軽にトライしてみてくださいね♪
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もっと詳しく知りたい方へ:ハイネケン&カールスバーグの詳細記事はこちら
この記事で紹介したハイネケンとカールスバーグについて、さらに味の特徴や歴史、おすすめの飲み方まで詳しくまとめた記事があります。
気になる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。



次のビール選びの参考になれば嬉しいです♪
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