ビール好きならヨーロッパ旅行は絶対外せない!
でも、どの国を選ぶべきか迷うなぁ……。
こんな疑問にお答えします!
- ヨーロッパのビール好きにおすすめの旅行先TOP5
- 各旅行先でおすすめの時期
- 旅行先で楽しむべきビールとその特徴
- 旅行先で訪れるべき代表的な観光スポット
ヨーロッパには、豊かなビール文化を持つ国々がたくさんあり、それぞれに独自のビールがあります。各国のビールを味わうだけではなく、その土地ならではの観光スポットもたくさんあります。
今回は、ヨーロッパ在住の著者の目線から、ビール好きにおすすめのヨーロッパ旅行先TOP5を詳しく紹介します。それぞれの国でおすすめのビールや、旅行で訪れるべき観光スポットを併せてご紹介しますので、次回の旅行の参考にしてくださいね!
ヨーロッパのビール好きにおすすめの旅行先TOP5
ヨーロッパはビール文化が非常に豊かで、それに加えて、各地には歴史的な観光地や美しい風景も広がっており、ビールを味わいながらその土地の文化に触れることができるので、ビール好きの旅行先にとてもおすすめな地域です。
では、ビール好きにおすすめのヨーロッパ旅行先TOP5を順番に詳しく紹介していきます!
第1位 ドイツ
ドイツはビール大国として名高く、特にバイエルン地方のミュンヘンはビール愛好者の聖地です。毎年10月に開催されるオクトーバーフェストは世界最大のビール祭りで、世界中から観光客が集まり、ビールとともにドイツ料理を楽しむことができます。
おすすめの時期
- 10月(オクトーバーフェストの期間)
ミュンヘンでは世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」が開催され、ビール好きには最高のタイミングです。
代表的なビール
- パウラナー(ミュンヘンを代表するヴァイツェンビール、フルーティーで滑らかな飲み口が特徴)
- ヴァイエンシュテファン(世界最古の醸造所で作られる、バナナのようなフルーティーな香りとスムーズな味わい)
- ラーデベルガー(ドイツ北部のピルスナー、爽快でクリアな味わいと心地よい苦味)
楽しみ方のポイント
- オクトーバーフェストで、地元の人々と一緒にビールを楽しむ。
- ミュンヘンのホフブロイハウスなどのビアホールで、地元の料理(ソーセージやプレッツェル)とともにビールを堪能。
ビール以外のおすすめ観光スポット
- ノイシュヴァンシュタイン城
絵本のような美しい城で、ドイツのロマンチック街道の名所。 - ブランデンブルク門
ベルリンの象徴で、ドイツ統一の象徴でもある歴史的な門。 - ローテンブルク・オプ・デア・タウバー
中世の街並みがそのまま残る美しい街。
やっぱりドイツのビール文化は圧倒的!ミュンヘンのオクトーバーフェストに参加した時、巨大なテントの中で地元の人たちと乾杯した瞬間は忘れられません。ビールジョッキの重さに驚きながらも、バイエルンの伝統料理と一緒に味わうヴァイツェンは格別でした。
ドイツの人たちは本当に陽気で、言葉が通じなくても笑顔で楽しめるのが良いです!
第2位 ベルギー
ベルギーは、そのビールの種類の多さで有名です。特にトラピストビールやランビックビールは、他の国ではなかなか味わえない独特の風味があります。ベルギーはビールだけでなく、美しいブリュッセルやブルージュの街並みも観光の魅力です。
おすすめの時期
- 春(4月~6月)
天気が穏やかで観光に最適。観光地も混雑せず、ビールを楽しみながらのんびりと観光できます。
代表的なビール
- デュヴェル(強いアルコール感とフルーティーな香り)
- シメイ(トラピストビール、深みのある味わい)
- ランビック(酸味が特徴的で、フルーツのような風味)
楽しみ方のポイント
- ブリュッセルのカフェやビールバーで、地元のビールをじっくりと味わう。
- ブルージュのビール博物館で、ビールの歴史や製造過程を学ぶ。
ビール以外のおすすめ観光スポット
- グラン・プラス(ブリュッセル)
歴史的な広場で、美しい建物に囲まれた場所で散策を楽しめます。 - ブルージュの運河
中世の街並みが美しく保存されているブルージュは、運河沿いの散策が楽しい。 - アントワープのダイヤモンド地区
ダイヤモンドの街として知られるアントワープの商業エリア。
ベルギーでは、トラピストビールの深い味わいに感動しました。ブルージュで立ち寄った小さなビールバーでは、店主が『これが地元で一番人気のランビックだよ』とおすすめしてくれて飲んだのが特に印象的。酸味の効いた味わいが新鮮で、一緒に出されたチーズとの相性が抜群でした。
そして、ブリュッセルのグラン・プラスで夕暮れ時に飲んだシメイ…最高でした!
第3位 チェコ
チェコは、世界一のビール消費量を誇る国で、特にピルスナーが有名です。プラハでは、地元のビールを安価で楽しめるパブがたくさんあり、ビール文化を気軽に楽しむことができます。また、プラハは美しい歴史的な街並みと観光スポットも充実しています。
おすすめの時期
- 春から夏(5月~9月)
気候が温暖で、屋外でビールを楽しみながら観光できるシーズンです。
代表的なビール
- ピルスナー・ウルケル(世界初のピルスナー、飲みやすく爽やかな味わい)
- ブドヴァイゼル・ブドヴァル(フルーティで軽やかな飲み口、爽やかな味わい)
楽しみ方のポイント
- プラハのビアホールで、地元の料理(グヤーシュやソーセージ)と一緒にビールを楽しむ。
- プラハ城やカレル橋などの観光スポットを巡りながらビールを味わう。
ビール以外のおすすめ観光スポット
- プラハ城
世界遺産にも登録された、チェコの歴史的な象徴。 - カレル橋
プラハの街を代表する美しい橋。 - 旧市街広場
プラハの歴史を感じる場所で、美しい建築を見ながら散策できます。
チェコに来たら絶対ピルスナー・ウルケルを飲むべき!プラハのビアホールで『この味が本場か…』と感動しながら一杯目を飲んだ時の爽快感は忘れられません。
その後、地元のお客さんと一緒にカンパイしながら、『このグヤーシュ(ハンガリー料理で有名なスープ)も一緒に試してみて』なんて勧められて。チェコの人たちの温かさも魅力のひとつだと思います。
第4位 イギリス
イギリスでは、特にエールが人気で、インディア・ペール・エール(IPA)やビターエールはその特徴的な味わいが愛されています。なんといっても、ロンドンをはじめ、イギリスのパブでビールを楽しむのは旅行の醍醐味です。
おすすめの時期
- 春から秋(4月~9月)
暖かい季節に、パブでビールを楽しみながら屋外でリラックスするのに最適。
代表的なビール
- バス・ペール・エール(世界で初めて商標登録されたエール、バランスの良いホップの苦味とモルトの甘み)
- ロンドン・プライド(まろやかでコクのある味わい、フローラルな香りとほのかな甘みが特徴)
楽しみ方のポイント
- ロンドンやマンチェスターのパブで、地元のビールとフィッシュ&チップスなどの料理を楽しむ。
- パブ巡りで、各地のエールを味わい、地元の人々と交流する。
ビール以外のおすすめ観光スポット
- ロンドン塔
歴史的な名所で、イギリスの王室の歴史を学ぶことができます。 - バッキンガム宮殿
ロンドンの象徴的な観光スポット。 - ストーンヘンジ
イギリスの謎めいた古代遺跡を訪れる。
イギリスのパブは本当に独特の雰囲気!ロンドンの小さなパブで『これが本場のエールだよ』とバーテンダーが注いでくれたロンドン・プライド。木製のカウンター越しに地元の人たちが世間話をする光景を眺めながら飲むエールは、ほのかな甘みとまろやかさで心がほっこりしました。
『もう一杯いかが?』なんて気軽に話しかけてくれる人たちのフレンドリーさも最高です。
第5位 オランダ
オランダは、ハイネケンの本場で、クラフトビールやピルスナーも充実しています。アムステルダムでビールを楽しむだけでなく、オランダの風車やチューリップ畑なども魅力的です。
おすすめの時期
- 春(3月~5月)
チューリップの花が咲き乱れる季節で、オランダの美しい風景を楽しむことができます。
代表的なビール
- ハイネケン(爽やかで軽いピルスナー)
- アムステル(飲みやすく爽やかなビール)
楽しみ方のポイント
- アムステルダムでビール博物館を訪れ、ビールの歴史や製造過程を学ぶ。
- 自転車でオランダの風車やチューリップ畑を巡りながら、美しい風景を堪能。
ビール以外のおすすめ観光スポット
- アムステルダムの運河
美しい運河沿いを散策。 - キューケンホフ公園
チューリップの花が満開になる春に訪れると最高の景色が広がります。 - 風車村(ザーンセ・スカンス)
伝統的な風車と古い家々が並ぶ美しい村。
アムステルダムでは、自転車で運河沿いを回ってから飲むビールが格別です!ビール博物館で『これがハイネケンの歴史なんだ』と学んだ後に飲んだ1杯の新鮮さと爽やかさは感動ものでした。
そして、ザーンセ・スカンスの風車村で飲んだアムステル。風車を眺めながら地元のビールを味わう瞬間は、なんだかタイムスリップしたような気分でした♪
まとめ
ヨーロッパのビール文化は非常に豊かで、どの国も独自の魅力があります。それぞれの国でおすすめのビールを楽しみながら、その土地の観光スポットを訪れることができます。次回のヨーロッパ旅行では、ぜひこれらのビールスポットと観光地を組み合わせて、最高のビール旅行を楽しんでくださいね!