ヨーロッパビールをお土産にするメリットと選び方|現地在住者が解説


ヨーロッパ旅行の記念にビールを買いたいけど…どれを選べばいいの?
日本に持って帰るのって大変じゃない?



そんなあなたに!
現地在住で毎日ビールを飲み歩いている私が、
・お土産にぴったりなヨーロッパビールの選び方
・どこで、いつ買うのがベストか?
・割れずに日本へ持ち帰るコツ
…など、詳しく&わかりやすく解説します!
ヨーロッパには、日本ではなかなか出会えないユニークなビールがたくさん。旅先の思い出として、特別な一本を見つけましょう♪
- 本記事の信憑性
当ブログの筆者はヨーロッパ在住、海外歴5年超。中東での“禁ビール生活”を経て出会った本場の一杯に心を奪われ、気づけば1,000本以上の現地ビールを飲んできました。
元法人営業の情報収集力と、3つのブログ・SNS運営で培った発信力を活かし、「ただの酒好きでは終わらない本気のビール愛」でリアルな情報をお届けします。
じっくりご覧いただけますと幸いです🙇♀️
ヨーロッパビールをお土産にするメリット


ヨーロッパ旅行のお土産に迷ったとき、ビールは意外にもお土産にぴったりな選択肢なんです。以下の通り、魅力がたくさんありますよ。
- 話題性がある
日本未上陸の銘柄やユニークなパッケージは、ビール好きの相手なら喜んでくれること間違いなし!また、受け取った人との会話のきっかけにもなります。 - 価格が手頃
1本1〜3ユーロ前後で、本場の本格的な味を楽しめます。お土産として複数人に配るのにも◎。中には500ml缶や瓶で1ユーロ(=160円ほど)を切る、日本よりもお安い銘柄も多数あります。 - 冷蔵保存不要
クラフトビールの中には要冷蔵のものもありますが、多くの市販ビールは常温保存OK。旅先で買っても帰国まで持ちますし、スーツケースに入れての輸送も比較的、簡単です。 - 自分用にも!その土地ならではの思い出に
旅先で出会った味は、帰国後にそのまま“思い出の味”として蘇ります。ありきたりなチョコなどのお土産とはひと味違った印象的なお土産になりますよ。
参考記事:
ヨーロッパビールのコスパにびっくり!


どんなヨーロッパビールがお土産におすすめ?
おすすめ① 各国の代表的な有名ビール銘柄


ヨーロッパ各国には、その土地ならではの個性豊かなビール文化が根付いています。旅行のお土産にぴったりな、見た目も味わいも魅力的な銘柄がたくさん!
ここでは、各国を代表する定番・有名ビールをご紹介します。



お土産やギフトとしても喜ばれる、味わい深く個性的な銘柄ばかりですよ。
気になるものは銘柄名から詳細記事へ♪
国名 | ブランド | 特徴 |
---|---|---|
ドイツ | Weihenstephan、Paulaner、JEVER、Erdinger、Franziskaner、Augustiner、Spaten、Löwenbräu、Beck’s、Schneider Weisse、Gaffel Kölsch | ピルスナー、ヴァイツェンの本場。世界最古の醸造所を含み、輸出も盛ん。世界的に有名な傑作ビールが多数。 |
ベルギー | Chimay、Duvel、Westmalle、Orval、Leffe、Hoegaarden、La Chouffe、Rochefort、Lindemans | トラピストや修道院ビール、フルーツビールの宝庫。白ビールや強力なエールも多数。 |
チェコ | Pilsner Urquell、Kozel、Budweiser Budvar | ピルスナー発祥の国。日本人に親しみやすい味のビールが中心。 |
オーストリア | Stiegl、Gösser、Ottakringer | 伝統的なラガーやピルスナーが中心。意外と日本で手に入りづらいのでお土産向き。 |
オランダ | Heineken、Amstel | 世界的に有名な大手輸出ブランドも。 |
イタリア | Moretti、Peroni | ラベルデザインもおしゃれでギフト向き。 |
イギリス/ スコットランド | Fuller’s、Samuel Smith、BrewDog | ESBやペールエールの伝統、クラフトビールの盛り上がりも。 |
アイルランド | Guinness、O’Hara’s | スタウトの王道Guinnessに加え、アンバーエールも有名。 |
おすすめ② その国ならではのローカルビール
各国には、代表的な有名ブランドだけでなく、その土地ならではの限定ビールや地元ブルワリーが手掛ける個性豊かなクラフトビールや地ビールが多数あります。
これらはビール好きな方へのお土産にすることで、新たな発見や喜びを提供してくれますよ。
例えば…
- ベルギー
ランビックやフルーツランビックの名醸造所「カンティヨン」や「3フォンテーヌン」の限定瓶詰めはファン必携。地元の小規模ブルワリーも数多く、フルーツビールやスパイスを使った個性的なビールが豊富です。 - チェコ
プラハ近郊の小さな醸造所が造るペールラガーやアンバーエールなど、チェコらしい親しみやすい味わいのクラフトビールが充実。 - オランダ
オランダ唯一のトラピストビール「ラ・トラップ」以外にも、アムステルダムやハーグのクラフトブルワリー「Brouwerij ‘t IJ」などが生み出すIPAやスタウトもお土産にぴったり。 - イギリス
ロンドンやスコットランドの「BrewDog」や「Magic Rock」など、世界的に人気のクラフトビールブルワリーの限定商品も多くあります。 - フランス
パリの小規模クラフトブルワリー「BAPBAP」や北部の「La Choulette」の限定ビールが注目されています。



こうしたローカルビールは、その土地の水や原料、酵母を活かした味わいで、まさに旅の記念にぴったり。
瓶やラベルのデザインもおしゃれなものが多く、お土産としての見栄えも抜群です。
旅先でしか手に入らない限定品も多いので、ぜひチェックしてみてくださいね〜!
おすすめ③ 見た目がおしゃれ・お土産映えするもの
お土産選びで大切なのは味はもちろんですが、見た目のデザインやラベルの美しさ、パッケージのセンスも重要ですよね。とくに瓶や缶のデザインがユニークだったり、伝統的かつ洗練されたラベルは開ける前からワクワク感を高めてくれます。



以下、実際に当ブログでも人気の銘柄から、特に「おしゃれでお土産映え」するものを厳選してみました。
気になる銘柄は、銘柄名のリンクから詳細記事へ♪
ベルギー
ドイツ
チェコ
イギリス・スコットランド
フランス



見た目がおしゃれなビールは、開ける前のワクワク感を与え、プレゼントとしても喜ばれやすいですよね。
お土産選びの際はぜひチェックしてみましょ〜!
おまけ: パッケージがユニークなものもおすすめ!
フィンランドのKarhu(=クマ)ビールや、おじさんが目立つラベルなど、遊び心のあるデザインもお土産に最適です。
ヨーロッパビールはどんなところで買う?おすすめは大型スーパー!


ヨーロッパ旅行中にビールをお土産に買うなら、どこで手に入れるのがベストか迷いますよね。
専門店や空港、観光地のギフトショップなどさまざまな選択肢がありますが、筆者が断然おすすめしたいのは「大型スーパー」です。
その理由は以下の通り。
理由① 圧倒的な品揃え
地元の定番ビールから、個性豊かなクラフトビール、さらには地域限定品までずらり。スーパーならではの幅広いラインナップで、まさに“ビールの宝探し”が楽しめます。
理由② 価格が安い
同じ銘柄でも空港や観光地に比べてかなりお得。数本まとめて買っても財布にやさしいのが嬉しいポイントです。
理由③ まとめ買いがしやすい
大きめのスーパーなら6本パックやミックスセットも豊富で、荷物の整理もしやすい。気軽に買ってホテルで楽しむこともできます。



もちろん、街の酒屋やクラフトビール専門店も雰囲気があって楽しいもの。
ただ、観光客が気軽に立ち寄れて、時間も手間もかからずサクッと買えるという点では、スーパーは最強の選択肢です♪



スーパーのビールコーナーを覗いて、「旅先でしか買えない1本」を探してみましょう!
ヨーロッパビールをお土産に買うベストなタイミングは?「旅の後半」
お土産用にビールを買うタイミング、意外と迷いますよね。
結論から言うと、ヨーロッパビールは旅の後半、できれば帰国直前に買うのがベストです!
理由はシンプル。荷物の重さ&破損リスクを最小限にするためです。
ビールは瓶や缶が多く、重さもあるため、旅の序盤に買って持ち歩くのは不便。スーツケースに入れて運ぶ場合も、他の荷物との兼ね合いを考えるなら、荷造りの最終段階で詰めるのが安心ですよ。
飛行機でヨーロッパビールを持って帰る際の注意点3つ


ヨーロッパで見つけた美味しいビール、せっかくなら日本に持ち帰って楽しみたいですよね。
そんなとき、飛行機での持ち帰りにはいくつか注意点があります。ポイントをしっかり押さえて、安全&安心にお土産のビールを持ち帰りましょう!
注意点① 機内持ち込みはNG
ビールは液体なので、100mlを超える容器は機内持ち込み不可。
必ずスーツケースなどの預け荷物に入れましょう。
注意点② 割れ防止対策を忘れずに
瓶ビールの場合は、スーツケース内で割れてしまうリスクも…。
プチプチや衣類で1本ずつ包み、動かないように詰めるのがポイントです。
底に詰めすぎず、真ん中あたりにタオルや服と一緒に入れると◎。
注意点③ 日本の免税範囲に注意!
日本に酒類を持ち込む場合、免税の上限は「760ml×3本(合計2.28リットル)」まで。
それ以上は申告が必要となり、関税や消費税がかかる可能性があります。
🔎 例えば:
500ml缶 × 5本 → 合計2.5L → 免税範囲超え → 税関で申告が必要



スーツケースの重量制限も含めて、事前に航空会社のルールを確認しておくと安心です。
お気に入りのビールを無事に持ち帰れれば、旅の楽しさも2倍に!
ちょっとした準備で、安心して“ヨーロッパの味”を日本でも楽しみましょう♪
ヨーロッパビールの保存方法の注意点3つ
せっかくお土産に持ち帰ったビール、できるだけ美味しい状態で楽しみたいですよね。
ここでは、ヨーロッパビールを美味しく保存するための基本的なポイントをご紹介します。
注意点① 賞味期限を確認
一般的なビール(ラガー・エールなど)の賞味期限は、製造から半年〜1年程度。
クラフトビールや無濾過タイプはやや短めの傾向があります。
ラベルに「Best before(賞味期限)」や「MHD(ドイツ語で賞味期限)」の表示があるので、まずはそこを確認!
注意点② 開栓前は常温保存OK、ただし冷蔵保存が推奨されるビールも
多くのビールは、未開栓なら常温での保存が可能。
ただし、以下の点には注意しましょう。
- 直射日光を避ける(冷暗所が理想)
- 高温多湿の場所はNG
ただし、一部のクラフトビール(ホップの香りが強いIPAなど)や、生ビールに近いタイプは、冷蔵保存で香りや風味をキープできます。
パッケージに「Keep refrigerated」などの表記があれば、冷蔵庫へ!
注意点③ 開栓後はすぐに飲み切る
ビールは開栓すると急速に風味が落ちてしまいます。
一度開けたら、なるべく早く飲み切るのがベストです。



旅先で見つけたビールを最高の状態で楽しむためにも、保存方法にはちょっとだけ気を配らないとですね!
ヨーロッパビールと一緒に買ったら喜ばれるお土産5選


ビールだけでも嬉しいけれど、ちょっとした“+α”があるとお土産感がグッとアップしますよね。
以下、ビールと相性抜群のおすすめアイテムをご紹介します。
おすすめ① ソーセージ&チーズ
ドイツのスモークソーセージやベルギーのハードチーズは定番ですが、持ち込み制限がある場合も。密封パックや真空パックのものなら比較的持ち帰りやすいです。
※ただし、要冷蔵の生ものや肉製品は持ち込み禁止の国も多いので要注意!



飛行機での持ち帰りには、保存状態やニオイにも気をつけてくださいね。
おすすめ② オリーブ&ピクルス
ビールのおつまみとして人気の高いオリーブやピクルスもおすすめです。
- オリーブは特にイタリア、スペイン、ギリシャなど地中海沿岸の国のものが香り豊かで美味。瓶詰めやパウチ入りが多く、比較的保存もしやすいです。
- ピクルスは酸味がビールの味を引き立て、ドイツやベルギーの伝統的なものが喜ばれます。



どちらも液体(オイルや塩水)入りのため、飛行機の機内持ち込みはできません。
必ずスーツケースなどの預け荷物に入れて、割れないようにプチプチや衣類で包んでくださいね。
おすすめ③ ビールグラスやジョッキ


各国のブルワリーで売られているロゴ入りのグラスやジョッキは、ビール好きに喜ばれます。割れにくい樹脂製もおすすめです。
おすすめ④ コースターやビール関連グッズ
かわいいコースター、ビールの王冠コレクション用ノート、ボトルオープナーなど、軽くて手軽なグッズも人気。
おすすめ⑤ スナック類
チップスやナッツ、クラッカーなどビールに合う軽食も気軽なお土産としておすすめです。パッケージがかわいいものを選ぶと喜ばれますよ。



これらを組み合わせれば、ビールのお土産がさらに特別な贈り物になりますね!
相手の好みや持ち帰りのルールに合わせて選ぶのも楽しそう♪
まとめ:ヨーロッパビールのお土産探しはこちらも参考に!(日本からでも買えちゃう)
筆者が現地で実際に飲んでレビューしたヨーロッパビールの銘柄紹介記事を、ブログにまとめています。旅の前に知っておくもよし、日本からのお取り寄せの参考にもなりますよ。
ヨーロッパビールは、その土地の文化や風土を感じられる、最高のお土産です。
旅の思い出と一緒に、本場のビールを日本にも連れて帰ってみてくださいね♪